活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

男の子の育て方/女の子の育て方

2017年12月28日
心に効く本 0
満足度★★★
付箋数:22

オトバンクの上田さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

「男の子版」と「女の子版」に分かれています。

お子さんが、1人なら該当する方だけ
読めばいいでしょう。

お子さんが男女両方なら、違いがあるので
両方読んだ方がいいと思います。

交流分析という心理学では、人はみな、
「子ども時代の親との関わり方」によって、
その後の人生が決まると言われています。

具体的に言うと、親から子に与える
次の3つのメッセージが子どもの人生に
大きな影響を与えるようです。

 1つ目が、「親の言葉」
 2つ目が、「親の態度や振る舞い」
 3つ目が、「親の生き方」

この3つのメッセージは表面的に伝えるよりも、
深いところで伝える方が効果的。

その深いところとは、「潜在意識」です。

そもそも、人の心には大きく分けて
2つの領域があります。

1つは、自覚できる心の部分である「顕在意識」。

顕在意識は、思考、分析、選択、判断などの
働きを司っています。

そしてもう1つは、自覚できない心の部分
である「潜在意識」です。

潜在意識は、感情、感覚、直感、想像力などの
働きを司っています。

この2つはよく「氷山」にたとえられます。

海上面に出ている小さな部分が顕在意識で、
海面下に沈んでいる大きな部分が潜在意識です。

この2つの意識の内、私たちの人生に、
より大きな影響を与えるのが、潜在意識です。

  「ズバリ、この本は、子どもの潜在意識に
  働きかける子育て法を説いたものである。」

私たち大人でも、直接命令されるよりも、
自分で気づいた方が行動を変えやすいものです。

その気づきを与えるのが、潜在意識への
働きかけなのです。

子どもには、大人以上に潜在意識への
働きかけが大きく影響します。

本書の著者、中野日出美さんは20年近く
心理セラピストとして活動している方です。

潜在意識へ働きかける心理セラピストと
しては、日本で最も深く、長く親と子の
関係性に焦点を当ててアドバイスしてきた
実績がある方です。

本書では、子どもの潜在意識へ親がどのような
「種」を撒くかをアドバイスしています。

男の子に撒く「成功の種」は次の7つです。

  1. 自分を愛する種
  2. 学力アップの種
  3. 人づき合いがうまくなる種
  4. 愛される男になる種
  5. 打たれ強さの種
  6. セルフコントロールの種
  7. たくさんお金を稼ぐ種

女の子に撒く「幸せの種」は次の7つです。

  1. 自分で稼げる女になる種
  2. 自分を傷つけない種
  3. 選ばれる女ではなく、選ぶ女になる種
  4. 女子の戦場を上手に生き抜く種
  5. しなやかに、たくましく人生を切り拓く種
  6. 理想のパートナーを引き寄せる種
  7. 絶対に幸せになる種

いくら昔に比べて男女平等な世の中になった
と言っても、男の子と女の子の脳や体の違い、
そして取り巻く環境の違いがあります。

従って、親が子に撒く種も違ってくるのです。

どちらにしても、潜在意識へ訴えることは、
子どもに言外のメッセージを与えることです。

それは、親が自分の態度や振る舞いを変える
ことを意味しています。

その意味では、本書は親に自身とっても
多くの学びがある本だと思います。

この本から何を活かすか?

『女の子の育て方』の方で、
私は、「それはどうかな」というところが、
1点だけありました。

それは、「自分で稼げる女になる種」の中の
次のアドバイスです。

  「一生食べていける仕事、専門性のある資格
  を持たせる」

このアドバイスが違うというのではなく、
私は、親が10年先、20年先の世の中を
予想するのことが難しいと思ったのです。

親の時代に「一生安泰」と思っていた仕事は、
子どもの時代には、職業として無くなっている
可能性もありますから。

個人的には、ここは親の古い価値観で
考えない方がいいと思いました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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