活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語

満足度★★★
付箋数:22

ダイヤモンド社の藤田さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

話題になっている本で、とても気になっていました。

しかし、ウチの子どもは既に高2になっているので、
今更買っても・・・と思ったタイミングだったので、
献本いただいて非常に助かりました。

結論を言うと、小さいお子さんを持つ親なら、
英語学習の「最も確実な方法」がわかるので、
親として読んでおくべき本だと思いました。

ただし、すべての家庭が本書の理想的な方法論を
実践できる環境にあるとは限らないので、
やはり専門家の英語塾に頼ることも必要です。

その際に、英語塾を選ぶ基準も明示されているので、
親としては助かると思います。

さて、本書の著者、斉藤淳さんは比較政治経済学を
専門として、米イェール大学で助教授だった方です。

2012年に帰国して、中高生向けの英語塾を
起業しました。

その塾で英語を学ぶと、英語はもとより、
国語を中心に他の科目の成績も上がるようです。

それは、言葉を正しく使って論理的に考え、
的確な言葉で表現する力が身につくからです。

なぜ、正しい方法で英語を学習すると
そんな力が身につくのでしょうか?

  「言葉を操る能力は、スポーツや音楽の技能に
  近い側面があるのです。ただし、外国語の
  学習成果は “母語理解の深まり” として
  フィードバックされる点が決定的に違います。
  英語を学ぶことを通じて、これまで気づかな
  かった日本語のルールに気づき、文章や事象を
  ロジカルに把握する力が身につきます。
  無論、インプットだけでなく、書いたり話したり
  のアウトプットにも好循環がもたらされます。
  これこそが “英語で頭がよくなるメカニズム” 
  です。」

それでは、「ただの英語上手」で終わらない
学習とは、どんな方法なのでしょうか?

斉藤さんは、特別な方法ではないと言います。

応用言語学や教育学、心理学、脳科学などの
「科学的根拠」に沿った教授法で、
世界的に見ると、「ごく当たり前」の方法だと
説明されています。

その方法とは、第二言語学習(SLA:Second
Language Acquisition)という学術分野で
最大公約数的にわかっている原則をベースに
した方法論です。

SLAの原理は、人類に共通する外国語学習の
普遍的なメカニズムで、子どもはもちろん、
大人の英語力を高めるのにも役立つようです。

  「どんな子どもであっても、英語ネイティブの
  親のもとで育ち、普通の教育を受ければ、
  やがて英語を母語として覚えますよね?

  それと同じように、SLAに基いた学習を
  継続しさえすれば、たとえ非ネイティブで
  あっても、英語は(というか、そんな言語でも)
  ほぼ確実にマスターできます。」

ポイントは、最適な語学の学習方法は、
年齢によって変化するということです。

このSLAに基づく学習をするために、
私たちは次の「3つの発想転換」をする
必要があるようです。

  1.「文字」ではなく「音」から学ぶ
  2.「断片」ではなく「かたまり」で学ぶ
  3.「英語を」ではなく「英語で」学ぶ

本書では、かなりのページを割いて、
「英語が大好きな子」に育てる環境づくり
について説明しています。

そして、3歳から18歳までの英語ロードマップが
示されているので、それを指針に学習していけば、
一時的な勉強に終わってしまうこともありません。

本書は、英語ができるだけでなく、
賢い子どもに育てたいと考えている親にとっては、
非常に参考になる内容だと思います。

この本から何を活かすか?

本書には「まともな英語塾」を選ぶときの
7つの基準が示されています。

  1. 音をベースにした指導を大切にしているか
  2. 日本人講師がいるか
  3. 英語ネイティブの講師がいるか
  4. 学年ごとのクラス分けにしていないか
  5. 授業時間の長さは十分か
  6. 宿題とフィードバックは十分か
  7. 学校の成績にもプラスか

やはりある程度、プロの手を借りるのは
欠かせないオプションなのでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 勉強法 | 05:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/3186-7d49d5b1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT