活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

革新的な会社の質問力

2017年12月18日
問題解決・ロジカルシンキング・思考法 0
満足度★★★
付箋数:21

本書の著者、河田真誠さんは、経営コンサルタント。

ただし、経営を改善するために戦略を授けたり、
問題を解決するたにアドバイスを与えたり
することはありません。

では、一体、何をしているのでしょうか?

河田さんがコンサルティングの時に行うのは、
「しつもん」だけです。

クライアントの答えを聞いて、また「しつもん」。
これを延々と繰り返します。

なぜ、「しつもん」だけでコンサルティング
が成り立つのでしょうか?

なぜなら、答えは自分の中にあり、
「しつもん」には、それを引き出す力が
あるからです。

  「仕事をするということは、常に “考え” 
   “行動する” ことです。目の前の問題や目標を
  整理し、解決策を考え、行動することの
  繰り返しで、仕事は進んでいきます。
  その時の “頭の中を整理する”  “新しい
  アイディアを生み出す”  “やる気になる” 
  ことのきっかけとなるのが、しつもんです。」

ちなみに、本書では質問を「しつもん」と
平仮名で表記しています。

それは、一口に質問といってもいくつかの
種類があるので、その違いを明確にするため。

「しつもん」は、あいさつや疑問、
クイズや命令、尋問など、自分のための
質問とは、はっきりと区別しています。

本書では、相手のためになる良質な問いかけ
を「しつもん」と定義しています。

例えば、「いま、できることがあると
したら何?」というような問いかけです。

これは、投げかけた相手のためになり、
創造的な答えを引き出す質問です。

相手に考えるきっかけを与え、
相手の回答には、気づきが含まれます。

また、「しつもん」は、誰がどんなマインドを
持ってするかによって、その効果が
大きく変わってきます。

そのため、本書では「しつもん」の良さを
最大限に活かすための7つのマインドが
紹介されています。

 1. 思い込みを捨てる
  質問例)
  それは事実ですか? あなたの考えですか?

 2. 相手を信じる
  質問例)
  もし、自分ならどんな関わり方をされたい
  ですか?

 3. 愛の選択をする
  質問例)
  どうすれば、心から楽しめますか?

 4. どんな答えも正解
  質問例)
  うまくいっていることは何ですか?

 5. 100%自分の責任
  質問例)
  あなたにできることは何ですか?

 6. 自分を満たす
  質問例)
  どうすれば満たされますか?

 7. 答えるより、考えることが大切
  質問例)
  本当に?

本書では、自分自身へのしつもん力の
高め方、部下を育てるしつもん方法、
会議を劇的に変えるしつもんの仕方、
お客様の欲しい気持ちを自然と高める
しつもん方法について、順に解説します。

さすがに、河田さんは「しつもん」を
生業としているだけあって、様々な
シチュエーションで使える効果的な
「しつもん」が紹介されています。

この本から何を活かすか?

私が本書で使ってみたいと思ったのは、
習慣化したい7つの「自分しつもん」です。

 1. いいところはどこだろう?
 2. 「なぜ?」×7
 3. じゃあ、どうする?
 4. どうなっていたら最高?
 5. 違いは何だろう?
 6. 本当に?
 7. いま、できることは?

これらの7つの質問は、思い込みから
抜け出し、気づきを与えてくれるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません