活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利

満足度★★★★
付箋数:23

サラリーマンとして働いていると、
どうしても逃れられない困難な状況に
遭遇することがあります。

例えば、イジワルな先輩と同じ職場で働く
ことになってしまった場合、
あなたなら、どのように対処しますか?

本書の示す回答は以下の通りです。

 ・どんどん話しかけて自分のペースにする。
 ・自分の成長のための訓練だととらえる。
 ・先輩のバックグラウンドを勝手に
  想像して許す。
 ・意味深な本をデスクの上に置いておく。
 ・全部録音して社長に聞かせる。
 ・上回る。
 ・銭湯に誘って裸の付き合いをすると
  見せかけタトゥーを見せつける。
 ・社内のモンスター社員たちを呼び集め、
  イジワルな先輩の存在をかすませる。

実際にできそうな真面目な解決法から、
絶対にできないフザけた回答まで玉石混交。

大切なのは、豊かな発想力をもって、
深刻な状況に対処できるようになることです。

あり得ないバカバカしい選択肢まで考える
ことで、心に余裕が生まれ、緊張した場面でも
焦らずに対処できるようになります。

本書は、サラリーマンが遭遇しがちな場面で
自由な発想力を身につけ、仮に失敗しても
笑い飛ばす余裕を持つようにするための本です。

著者は、『夢をかなえるゾウ』などで有名な
水野敬也さんと、キングオブコント2013年王者
「かもめんたる」の岩崎う大さんです。

知性と笑いの最強タッグが、34のお題に対し、
大喜利形式で対処法を紹介します。

岩崎さんは、得意のイラストを担当。

味のある独特の画風で、大喜利の回答を
より大きな笑いに変えます。

水野さんは、お題の締めとして、
過去に偉大な業績を残した人物がどのような
発想をしたかを紹介します。

冒頭で紹介した「苦手な人とうまくやる」
お題では、ジョージ・ワシントン米初代大統領
の例を紹介しています。

ワシントンさんが大統領になったときに、
二人の人物が政府のある重要な役職に
つきたいと名乗りをあげました。

一人はワシントンさんの親友で、
もう一人は政敵でした。

この時ワシントンさんは迷わず政敵を採用
したので、周囲の人はその理由を尋ねました。

ワシントンさんは次のように答えたそうです。

  「できれば親友の方を採りたいと思っていた。
  彼とは何でも語り合い、お互いよく分っている。
  ただ、実務という点では政敵の方が優れていた。
  合衆国大統領として国のためを考えるならば
  私情に溺れるわけにはいかない」

人は、苦手な人の前では、つい感情的に
なってしまい、嫌な部分や短所ばかりが
目についてしまうものです。

しかし、ワシントンさんのように、
相手の特徴や能力を客観的に評価することが、
苦手な人とうまくやるための大事なコツです。

本書を読んで腹を抱えて笑えるかどうかは、
読む人のセンスの問題もありますが、
私はけっこう笑いました。

読む場所を考えた方がいいかもしれません。

読めば読むほどクセになる感じで、
岩崎さんのイラストがその中毒性に
拍車をかけてます。

本書には、「笑い」と「学び」の両方が
詰め込まれているので、凝り固まった考えを
解きほぐしてくれることでしょう。

今後もお二人のタッグでシリーズ化して
欲しい一冊です。

この本から何を活かすか?

マジメな偉人の発想では、陸軍大将だった
乃木希典さんのエピソードが印象的でした。

乃木さんは、日露戦争で旅順を陥落させた将軍
として世界を驚かせましたが、降伏したロシア
への処置でも賞賛を浴びました。

特にロシアのステッセル将軍と撮った写真が
象徴的でした。

通常、会見の際には、降伏した側の将校たちは
帯剣が許されず丸腰にされます。

しかし、乃木さんは、後世までロシアの将軍の
恥を残すようなことは日本の武士道が許さない
と考えました。

そのため、ステッセル将軍は軍装で帯剣姿のまま
友人として同列に並んだ写真を撮りました。

相手の自尊心や立場に配慮したことが、
良い形の和解につながった実例です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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