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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術

満足度★★★
付箋数:21

著者の古川武士さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「今、働き方改革ブームの関係で、
  いわゆる “時短本” は書店で所狭しと並び、
  雑誌でもたくさんの特集が組まれています。
  しかし、テクニックのみを求めて手法を
  真似するだけでは、対症療法に留まり、
   “働き方” という根深い習慣は変えられません。
  根本的なワークスタイルを変えたいと
  望まれるならば、働き方の習慣を変えることが
  最高の方法だと考えます。」

では、どのようにして「働き方の習慣」を
変えるのか?

古川さんが、働き方の習慣を変える方法
として紹介するのが「仕事の高密度化」です。

これは単に「時短」を目指すテクニックでは
ありません。

仕事を高密度化するには、大きく2つの方向で
仕事の習慣を変えていきます。

1つ目は、「仕事の成果を最大化する」方向。

これには、次の5つのステップで取り組みます。

  ステップ1 価値ある仕事を増やす
  ステップ2 退社時間を死守する
  ステップ3 朝に集中するリズムをつくる
  ステップ4 仕事を断捨離する
  ステップ5 やり方を根本的に見直す

2つ目は、「日常業務を効率化する」方向。

こちらには、次の5つのスキルで取り組みます。

  スキル1 ゴールイメージを決める
  スキル2 優先順位を明確にする
  スキル3 シングルモードで集中する
  スキル4 突発業務をコントロールする
  スキル5 すぐやる

同じ時間仕事をしても、高い成果を得る
ように工夫し、かつ、働く時間も削減する。

この2つに同時に取り組むことで、
本当の意味での「仕事の生産性」を上げる
ことができるのです。

本書では、具体的にイメージしやすように
「生産性が低い人」と「生産性が高い人」の
行動や考え方を対比して説明しています。

そして、「高密度仕事術」で大切なのは、
一度取り組んで終わりにするのではなく、
改善するサイクルを「習慣」として
身につけることです。

改善のサイクルは「高密度PDCA」を回します。

これを回すことが、習慣化の方法であり、
習慣化されることで、継続的な改善が
自動的に続けられるのです。

  Do:シンプル時間簿をつける(毎日5分)
  Check:GPSで振り返る(毎日3分)
  Plan:枠をベースに翌日の予定を立てる
     (毎日7分)
  Act:毎週の退社時間と改善行動を決める
     (毎週15分)

サイクルを回す順番はPDCAではなく、DCPA。

始業前や始業後に僅かな時間を確保して
高密度PDCAを回すことで、成果の最大化と
業務の効率化を進めます。

このサイクルの中の「GPSで振り返る」とは、
次の3つの視点での振り返ることを言います。

  G:Good/Get 良かったことは何か?
  P:Problem 反省点は何か?
  S:Solution 次回への改善行動は何か?

仕事の簡単な時間簿をつけたうえで、
終業時に3分間で振返ります。

たった3分とは言え、これを毎日やるか
やらないかでは、1年もすると大きな違いに
なることでしょう。

本書には「続ける仕組み」が随所に
組み込まれていて、個人的には取り組み
やすい本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「生産性が低い人は、目先の時短や
  効率化に必死になる。
  生産性が高い人は、未来を見据えた
  改善を行う。」

これは本書ので取り上げられていた
対比の一例です。

本書を読んで思ったのは、「高密度仕事術」
に取り組むことこそが、未来を見据えた改善
であるということ。

毎日の業務に忙殺され走り続けていると、
仕事を終えることに必死になり過ぎて、
未来への投資はなかなかできないものです。

そんな悪循環から抜け出すためには、
本書のようなノウハウの助けを借りる
ことが賢明だと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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