活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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感じる科学

満足度★★★
付箋数:22

  「この『感じる科学』は、私にとって転換点と
  なった作品です。それまでアホとかボケとかが
  口癖の旅行作家として活動していた私が、
  初めて執筆した旅行記以外の本がこの作品
  でした。」

さくら剛さんと言えば、個性的なタイトルの
旅行記で知られています。

書こうと思ったのか?

それは、専門家が「入門書」を書いても、
一般の人にとっては「難解」な本にしか
ならないから。

  「それにしても、毎回執筆の準備でたくさんの
  入門書・解説書を読むにつけ、この世には
   “入門させてくれない入門書” がいかに多い
  かを思い知らされます。タイトルで “入門編” 
   “簡単”  “誰でもわかる” を謳っているのに、
  中身は専門用語の羅列でちんぷんかんぷん、
  文章のあまりに不親切、理不尽さに、
  思わず激怒して八つ裂きにしてしまった本も
  数知れず・・・・」

私も、過去に「入門書」を読んでも、
難し過ぎて断念した本が何冊もあります。

やはり専門家は、専門家であるがゆえに、
一般の人との「わかりやすい基準」が、
ズレてしまっているのです。

本書は、そんな入門書が難し過ぎる問題を
解決するために、一般の人と入門書の
ギャップを埋めるために書かれた本です。

  「はじめに言っておきますが、この本は、
  バカバカしい本です。もちろん、取り上げる
  テーマはいたって真面目です。
  光りとはなにか? 相対理論とは?
  宇宙の外はどうなっている? タイムトラベル
  は可能か? 透明人間は作れるのか?
  テーマはこうした重厚で真面目なものばかり
  ですが、しかし、真面目なのはテーマだけ
  です。はっきり言ってこの本は、
   “光や宇宙や相対理論について説明した本”
  としては、過去にこの地球上で発売された
  中でも最もバカバカしい本だと自信を持って
  断言できます(涙)。」

相対理論や量子論など、各研究分野で
解明された事実は、初めて聞いたら誰もが
衝撃を受けて面白いと感じるものばかりです。

しかし、入門書が難しいばかりに、
その面白さに辿り着くまでに、
挫折してしまう人が多いのです。

そこで、本書では科学の各分野の中でも
「一番おもしろい」部分に的を絞って、
たくさんのバカバカしい話とギャグを
交えながら解説します。

例えば、「動いている物体の上や中では、
時間が遅れる」特殊相対性理論では、
こんな例が用いられています。

  「たとえば、婚活中のアラフォー女性の方で、
   “職場の年下男子を仕留めようと狙っている
  のだけど、彼は彼で年下女性がタイプ
  みたいで私なんて相手にされないの(涙)” 
  と苦悩している方がいたとします。
  そんなときは、一度職場に休職願を提出し、
  日曜大工で光速99.9パーセントのスピード
  が出るロケットを自作して1年ほど
  宇宙旅行に行くと良いでしょう。
  そのまま地球に帰還すればあら不思議、
  その1年間に意中の彼は20歳も歳を取って
  いるのです。これでめでたく、あなたも
  彼にとっての “年下の女の子” になる
  ことがデキますね。」

この本から何を活かすか?

「キリンは高いところの葉を食べるために
首が伸びた」と勘違いしている方は
意外と多いのではないでしょうか。

しかし、事実は「キリンの首が長いのは
ただの個性」なのです。

もともとキリンには、個体差がありました。

ちょっとだけ首の長いキリンは、
他のキリンよりちょっとだけ高いところの
木の葉などを余計に食べることができました。

そうして、ちょっとだけ首の長いキリンが
生き残って、首の長いもの同士で子孫を作り、
また、もうちょっとだけ首の長いキリンが
生まれていきます。

これを繰り返したのが自然選択(自然淘汰)
による進化なのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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