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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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心に届く話し方 65のルール

満足度★★★★
付箋数:24

「英語でしゃべらナイト」や「NHK紅白歌合戦」
などの司会も担当した元NHKアナウンサーの
松本和也さん。

  「アナウンサーみたいにうまく話すには、
  どうしたらいいですか?」

松本さんは、仕事がらこんなふうに聞かれる
ことが多いそうです。

そんなとき、松本さんはいつも思うことが
あります。

  「うまく話したい?
  それよりも大切なことがあるんだけど・・・」

この思いが、本書を書く動機になったようです。

「うまい話し方」を目指してしまうと、
ともすると、話し手がかっこ良く見える
話し方になってしまうかもしれません。

本書が目指すのは、「自分をよく見せる
ことを第一に考える話し方」ではなく、
「聞いている人にとって心地よさを
第一に考える」話し方です。

この話し方を目指すには2つ理由があります。

1つ目は、「自分が気持ちいい」話し方が、
「聞き手が気持ちいい」とは限らないこと。

2つ目は、「聞いている人が心地いい話し方」
の方が「うまく聞こえる話し方」よりも、
比較的早く結果に結びつきやすいからです。

では、「聞いている人が心地いい」話し方とは、
どのような話し方なのでしょうか?

松本さんは、「聞いている人が心地いい」
話し方をするための、大切なポイントを
3つ挙げています。

 1. 「聞いていて理解しやすい」こと
 2. 「聞いていてストレスなく耳に入ってくる」
   こと
 3. 「聞いている人が話している人との距離を
   近く感じる」こと

本書では、この3つのポイントに従って、
聞いている人が心地いい話し方をシーン別に
「65のルール」としてまとめています。

心に届く話し方のルールの1番目は、
 「話は食べやすいように一口サイズにする」
というものです。

この前提としてあるのが、話している方と、
聞いている方では、感じ方が違うということ。

自分が言いたいことをどれだけ言えるかを
優先するのではなく、聞く人はどう感じるのか
を優先して考えます。

文章が長いと、聞いている側は疲れます。

話しが切れ目なく延々と続く状態は、
食べ物を口に入れて、飲み込む前に、
どんどん口に食べ物を放り込まれている
ような状態です。

だから、情報は小分けにして、
1つの文章には1つの情報にとどめて
話をするのです。

これは、理屈として良くわかります。

では、実際にどうしたら「一口サイズ」に
した話し方ができるのか?

それが、心に届く話し方のルールの2番目です。

  「途中で息継ぎをしなくても
  話せる長さの文章にする」

息で話せる長さは、およそ5秒以内です。

話の途中で息継ぎをして、「え~」とか
「~わけですが」、「~てですね」などで
文をつないでしまうと、どんどん文が長く
なってしまいます。

意味の切れ目で息継ぎをしたくなったら、
それを逆利用して、「。」を打って、
そこで文を終えるようにするのです。

ここでは、65のルールのうち2つだけを
紹介しましたが、さすがに松本さんは
元NHKのアナウンサーです。

話し方に細かな配慮がされていることが
非常に良くわかりました。

本書はコミュニケーション力を
大幅にアップさせる本だと思います。

是非、参考にしたい一冊です。

この本から何を活かすか?

個人的に特に参考にしたいと思ったのは、
「結婚式など、まとまったスピーチ」の
ルールです。

私は、形式ばったスピーチは苦手で、
これまでネット上のスピーチの仕方を
参考にしていました。

しかし、どうもシックリくるコツが
書かれたものはありませんでした。

本書で紹介されている、8つのルールは、
いずれも納得感が高く、いざという時は、
とても頼りになりそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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