活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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人生の勝算

満足度★★★
付箋数:24

  「SHOWROOMが立ち上げからわずか数年で、
  一定の評価を得るサービスに成長できた
  理由を、しばしば聞かれます。
  前職の営業でも、かなりスピード感を持って
  成果を上げていたと思います。
  このスピードの源泉はどこにあるのか。
  なぜ速く成長できるのか。
  繰り返しになりますが、これもシンプルです。
   “頑張るから” です。
  投入努力量が、人より圧倒的に多いからです。」

本書は、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を
立ち上げた前田祐二さんの自伝的なビジネス書。

SHOWROOMは、2013年11月にスタートした
ライブ配信サービスです。

素人からプロまで、あらゆるジャンルに
またがる「配信者・演者」と呼ばれる放送主が、
駅前の路上でパフォーマンスをするかのように、
ネット上でライブを配信します。

実際に見てみると、売れる前のアイドルが、
ファンとライブでコミュニケーションをとる
サイトといった印象です。

  「この本を書こうと思ったのは、今、
  不幸や苦境に直面していたり、自分から見える
  景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも
  頑張る勇気を持ってもらいたかったからです。」

これまでの前田さんの人生の中の、
大きく3つの時代のエピソードが語られています。

小学生のときに「弾き語り」をしていた話と、
外資系投資銀行に勤務していた時の話、
そしてSHOWROOMのサービスを立ち上げる
前後のストーリーです。

まず、驚愕するのは、前田さんが
子どもの頃の話しです。

8歳のときに両親を亡くし、小学生ながら、
アコースティックギター1本を持って、
路上で歌をうたっていたそうです。

前田さんは、客のニーズを探りながら、
トライアンドエラーで工夫を重ね、
多いときには月10万円ほどのお金を
弾き語りで稼いだと言います。

ここで前田さんが学んだのは「絆の大切さ」。

どこまで信じてよいかわからない話ですが、
後にSHOWROOMを立ち上げる原点に
なった話として語られています。

そして、新卒で入社したUSB証券では、
入社直後の苦労話と、2年目でニューヨークへ
異動して活躍した話しが紹介されています。

ここで語られているのは「努力の大切さ」。

日本でも、アメリカでも圧倒的なエネルギー
で働くことで、前田さんは抜きん出た成績を
出しました。

そして、DeNAに入社してからのSHOWROOM
立ち上げと独立時のエピソード。

南場智子さんや秋元康さんとの出会いや、
挫折に次ぐ挫折の中でも、「コンパス」を
持つことの大切さが語られています。

前田さんは、1987年生まれの若手起業家と
呼ばれる世代です。

粗削りなところはありますが、非常に熱い。

圧倒的な熱量で生きていることがわかります。

多くの文字が詰まった本ではありませんが、
内容がどうこうというよりも、その熱量だけ
でも伝わればいいと感じました。

特に若い方ほど刺激になる本だと思います。

  第1章 人は絆にお金を払う
  第2章 SHOWROOMが作る新しい
     エンターテイメントのかたち
  第3章 外資系投資銀行でも、求められたのは
     「思いやり」
  第4章 ニューヨーク奮闘記
  第5章 SHOWROOM起業
  第6章 SHOWROOMの未来

この本から何を活かすか?

前田さんがSHOWROOMを立ち上げる際に、
参考にしたのが中国最大級のライブ
ストリーミングサイト「YY直播」でした。

中国では、ライブストリーミングの
プラットフォームが急成長しているようです。

配信者はファンとコミュニケーションが
取りやすく、AKBのビジネスと同じように、
ファンがお金を投じやすい仕組みを
作り出しているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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