活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

満足度★★★★
付箋数:27

  「海外のプロフェッショナルと比べて、
  日本のビジネスパーソンが明らかに劣っている
  点があります。それは “学習量” です。
  知識のインプットと論理トレーニングの量
  において、海外のプロフェッショナルと
  日本のビジネスパーソンとでは大きな差が
  あるのです。」

本書の著者、マッキンゼー出身の
侍留啓介さんは、このように指摘します。

なぜ、侍留さんが「学習量」について
言及しているかというと、「賢さ」は、
「知識量」と「論理力」によって
構成されるからです。

では、忙しいビジネスパーソンは、
どのようにして、知識量を増やし、
論理力に磨きをかければよいのでしょうか?

  「この本では、ビジネスに必要な知識や論理を、
  MBAコースやコンサルティング会社に所属
  しなくても、 “大学受験用の教材” で
  効率よく身につけられる方法を説明します。」

なぜ、大学受験用の教材なのか?

1つ目の理由は、ビジネスパーソンが必要とする
「教養」は、高度な専門知識までは必要なく、
大学受験レベルの知識があれば、十分な場合が
多いからです。

2つ目の理由は、大学受験用の教材を使うと、
その分野の全体像を、効率よく把握することが
できるからです。

大学受験用の教材は、80対20の法則が
使いやすく、使用頻度の高い部分、
重要な部分を身につけやすくなっています。

3つ目の理由は、大学受験用の教材には、
「問題と答え」があることです。

これが大学受験用の教材を使う最大の理由です。

多くのビジネスパーソンは、ビジネス書や
実用書、あるいは教養書を読んで
必要な知識を身につけようとします。

しかし、ただ読んだだけでは間違って理解
することもありますし、その知識を記憶として
定着させることはできません。

本来であれば、本を読んで、そこから自分で
問いを立てて、自分なりの答えを導き出す
ことが必要ですが、そのためには膨大な
時間がかかります。

しかし、大学受験用の教材を使うと、
問題を考えて、答えを確認することで、
自分の理解に間違いがないか確認できます。

そして、これを何度も繰り返すことで、
知識として定着させることができるのです。

インプットとアウトプットの両方が、
効率良くできることが、大学受験用の教材を
使う最大のメリットです。

本書で紹介されている、大学受験用の教材を
使うノウハウは、侍留さん自身が、実践して
きたものです。

  「ここで書かれていることのすべては、
  私自身が、マッキンゼーなどの要求水準の
  高いビジネスの現場で、 “可能な限り
  優れたパフォーマンスを実現するためには
  どうすべきか” と試行錯誤するなかで
  開発・実践してきたものです。
  また、自分だけでなく、コンサルタント仲間
  などにも試してもらい、効果を確認しています。」

個人的には、本書で説明される侍留さんの
考えや説明は、非常に納得感のあるものでした。

本書の帯には「佐藤優氏絶賛!」と書かれて
いますが、確かに佐藤優さんの考えに近い
本だと思います。

  第1章 高いレベルで働くための「独学の技法」
  第2章 最重要の「教養」を効率的に取り込む
  第3章 最強の知的武器「論理力」を鍛える
  第4章 必要な「英語力」を最速で手に入れる
  第5章 独学の効果を「最大化」する

この本から何を活かすか?

侍留さんは、「賢い」と瞬時に感じる方には、
次の3つの特徴があると指摘します。

  1. 空気を読まない
  2. 「そもそも」を語れる
  3. 一言でまとめられる

マッキンゼーの方たちは、顕著にこの特徴を
持っていて、それを表す口癖があるそうです。

  「私はそうは思いません」
  「そもそもの話」
  「一言で言うと」

彼らは、何かというと「私はそうは思いません」
と言い、続けて「そもそも何で必要なの?」、
「それって、一言で言うと」という言葉を
連発するようです。

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