活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

リーダーの教養書


満足度★★★
付箋数:22

なぜ、日本のエリートは、米国のエリートに
勝てないのか?

なぜ、日本のリーダーは、米国のリーダーに
勝てないのか?

NewsPicks編集長の佐々木紀彦さんは、
その理由は両者の「教養の差」にあると考えます。

それも、ちょっとの差ではなく、
量と質の両方で圧倒的な差があると。

ところで、「教養」とは、一体、何なのか?

  「そもそも、教養とは何かというと、
  私は “普遍的な知恵” のことだと思う。
  歴史の風雪や、科学の洗礼をくぐり抜けて
  きた “時代を超えた知” こそが教養と
  言えるだろ。」

一方、経営学者の楠木建さんは、
教養とは何かについて、もともとの意味から
説明します。

教養は、「リベラルアーツ」が明治期に
日本語に翻訳されて定着した日本語です。

直訳すると、「自由の技術」。

  「僕にとって一番しっくりくる教養の
  定義は、人が他者に強制されず、
  自分自身でつくりあげていく独自の
   “価値基準” を持っているということです。」

この「教養=自由の技術」という意味で
考えると「教養がない=奴隷の状態」
ということになります。

ところで、世間で「教養がある」と言うと、
テレビ番組に出ているクイズ王的な
「物知り」のイメージが広がっています。

教養は、いろいろなことを知っていて、
知識の量が人よりあるといった状態を
指すのではありません。

また、役に立つ情報を持っていること
とも違います。

教養があることのメリットはたくさん
ありますが、短期的に恩恵をもたらして
くれるものではないのです。

もっと長い、中長期において、わたしたちの
人生を豊かにしてくれるものなのです。

本書は、NewsPicksと幻冬舎のコラボで
始めた「NewsPicks Book」シリーズの
第一弾の本です。

本書は、教養人が知悉すべき分野を
11選び、それぞれの分野で精力的に
活動する識者が、その分野で読むべき
推薦本を挙げたガイドブックです。

その分野と識者は以下の通りです。

 ・歴史 出口治明さん
 ・経営と教養 楠木建さん
 ・経済学 大竹文雄さん
 ・リーダーシップ 岡島悦子さん
 ・日本近現代史 猪瀬直樹さん
 ・進化生物学 長谷川眞理子さん
 ・コンピュータサイエンス 中嶋聡さん
 ・数学 森田真生さん
 ・医学 大室正志さん
 ・哲学 岡本裕一朗さん
 ・宗教 上田紀行さん

全部で130冊が紹介されているので、
簡単に読み切れるものではありませんが、
地道にコツコツと読んで、普遍的な知恵を
身につけたいものです。

この本から何を活かすか?

私が注目したのは数学の分野で
森田真生さんが推薦した10冊です。

その中でも、次の本を読んでみたいと
思いました。

  『数学記号の誕生
  『無限小 世界を変えた数学の危険思想
  『チューリングの大聖堂
  『素数の音楽
  『岡潔 数学の詩人

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| ビジネス一般・ストーリー | 05:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/3064-6586c64e

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT