活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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友達以上、不倫未満

満足度★★★
付箋数:18
  「友達以上、不倫未満――。
  決して男女の関係は持たない。
  法でつながり戸籍で結びついた
  配偶者とは違い、つながるのは心、
  結びつけるのは魂だけ。
  だからこその関係は極めて不確実。
  そのため配偶者よりも深い絆が紡げるという。
  そんな精神的恋愛関係にある異性の存在を
  婚外に持つ既婚者同士男女(事実婚を含む)
  が、今、増えつつある。配偶者の “次” に
  位置するこの “セカンド・パートナー” 
  という存在は、プラトニックな関係を
  保つことで不倫とは一線を画す新たなる
  恋愛の形態だ。」

セカンド・パートナー、略して「セカパ」。

基本的に体の関係はなし。

しかし、配偶者以上に精神的に結びつく
既婚者同士の婚外関係が増えているそうです。

特に都市部で暮らすアラフォーやアラフィフ
世代のうち、「ホワイト層」の間で多く
見られるようです。

これだけ世間の目が、不倫に対して厳しく
なれば、さすがにこれはマズい思い留まる
人もいるでしょう。

その不倫の代わりに増えているのが、
セカパなのかもしれません。

法律上の不貞行為、いわゆる浮気や不倫は、
「配偶者のある者が配偶者以外の異性と
自由意志で肉体関係を持つこと」
とされています。

だから、セカパのカップは体の関係を
持たないことが、「免罪符」になっている。

本書は、実際にセカパのカップルに取材し、
その実態を伝える本です。

著者は、朝日新聞のニュースサイト「dot.」や
「週刊ダイヤモンド」「週刊SPA!」などに
寄稿するジャーナリストの秋山謙一郎さん。

  「背徳とピュア――その相反する両面が
  この関係では奇妙に併存している。
  プラトニックな関係を保ち、その関係で
  カネを介在させない。求めるものは、
  ひとえに、 “愛” だけだ。そして、この愛は、
   “セカパ” の相手のみならず、その配偶者や
  家族にまで及ぶ。」

セカパは不倫ではないので、その存在を
互いの配偶者が知っているケースが多い
ようです。

セカパがいるからこそ、夫婦関係も円満に
なってカップルも少なくない。

セカパを持つ人たちは、不倫に踏み込まない
表向きには非常に高いモラルを持っている。

だから互いの婚姻関係を崩さないよう、
パートナーの配偶者への配慮も大きようです。

セカパの相手のみならず、その配偶者を含めて
愛さなければ、その関係は続かないとか。

とは言っても、そんな絵に描いたような
関係ばかりではなく、セカパで失敗した
カップルも当然ながらあります。

秋山さんが取材した中には、セカパから
不倫へ発展して破綻したケースもありました。

本書では、良くも悪くもセカパの16ケースに
インタビューした生の声を紹介しています。

残念ながら、私の周りには実際にセカパを
持つ方はいませんので、本書でリポートされて
いるようなカップルが本当に存在するとは、
簡単に信じられない部分もありました。

しかし、私のようなアラフィフ世代になると、
良好な夫婦関係を維持している方が少数派。

本当は離婚したいけどそんなエネルギーは
使いたくない方や、不倫願望があるけれども
なんとか良識で踏みとどまっている方も
一定いると思います。

そんな方々にとって、セカパは憧れの
ファンタジーなのかもしれません。

この本から何を活かすか?

セカパを持つにも、当然コストはかかります。

本書の取材では、1回あたりのデート代は
0円から5万円程度だったようです。

1杯500円のコーヒーを喜んでくれる
セカパのパートナーもいるようです。

そうすると相対的に見て、水商売や風俗の
女性にハマるよりは安上がりです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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