活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書

満足度★★★
付箋数:21

あなたは、何歳まで働く予定ですか?

平均寿命が延びて、いまや「人生90年時代」と
言われています。

そんな中で、ほとんどの会社の定年は60歳。

そこから定年再雇用で働いたとしても、
今の会社では65歳までしか働けないという方が
多いと思います。

これからの時代のシニアはかなり元気なので、
60歳から先、65歳から先には、まだまだ長い
人生が残っています。

定年後は働かないという選択肢もありますが、
働いて誰かに必要とされることで、
得られるものも大きいはずです。

だからと言って、ある年齢を過ぎたら、
「交通整理の日雇いアルバイト」や「清掃」、
あるいは「ビル管理」の仕事しか選べない
人生になるのは、非常に寂しいものです。

本書は、現在40代・50代の方が、できるだけ
長く働くためのキャリアプランを考える本です。

著者は、中高年専門の人事のプロで、
ライフデザインアドバイザーの木村勝さんです。

木村さんは、長年企業の人事部に籍を置き、
現在も人事領域で独立業務請負人として、
人事・キャリア実務に携わっている方です。

木村さんは30年間のサラリーマン生活の中で、
出向、M&A、独立などの様々な
キャリアチェンジを経験されたそうです。

さて、少しでも長く働こうと思ったときに、
定年になってから、「さてどうしようか」
と考えては遅すぎます。

もし、キャリアチェンジを考えるなら、
定年前の準備で9割が決まってしまうので、
40代・50代からの備えが必要です。

そこで、現在会社勤めをしている方にとって、
現実的な選択肢は4つしかありません。

  1. 今の会社に勤め続ける
  2. 転職する
  3. 出向する
  4. 独立起業する

それぞれメリット・デメリットがあるので、
どれが良くて、どれが悪いかという話では
ありません。

本書では、それぞれのシナリオを見て、
自分にはどの選択肢が合っているかを
検討します。

重要なのは、流されることなく、
「自分の意思を持って選択し実行」
すること。

しかし、本書のテーマが「働けるうちは、
いつまでも働ける」ようにすることなので、
どちらかと言うと、最終的に「独立起業」を
目指すキャリアプランを想定しています。

  「シニアの強みを活かして “定年のない
  エイジレスな働き方” を実現することこそ
  シニアにとって目指すべきキャリアの
  最終ゴールと私は考えています。(中略)
  年齢にかかわりなく働けるまで
  働き続けるキャリアを志向するためには、
  会社での雇用には期間制限がありますので、
  最終的には勤め人を卒業して、
  個人で働くことになります。」

以前紹介した東京大学高齢社会総合研究機構の
東大が考える100歳までの人生設計』は、
人生設計全体を考える本でしたが、
本書は定年以降も働くことに特化した本です。

実際に独立起業するかどうか別にして、
一度自分のキャリアを棚卸しして、
90年の人生の中で、「自分は何がしたいのか」
を真剣に考えることは必要だと感じました。

  第1章 人生90年時代、どうキャリアを
     考えるのか
  第2章 人事のプロがリアルに教える
     4つのキャリア選択肢
  第3章 定年前に知っておきたい
     キャリアチェンジの基礎知識
  第4章 人生90年時代の
     実践的キャリアチェンジ術

この本から何を活かすか?

シニアが学ぶべき映画『マイ・インターン

これは、主演がロバート・デ・ニーロさんと
アン・ハサウェイさんの2015年アメリカ製作の
コメディ映画です。

デ・ニーロさん演じるベンが熟年力を発揮し、
シニアとして魅力的かつ理想的な働き方を
しているそうです。

木村さんが、あまりにも絶賛しているので、
今度、見てみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:01 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ご紹介ありがとうございました

本書でぜひお伝えしたかった部分を的確にご紹介頂きありがとうございました! 今後とも何卒宜しくお願いします。
※「マイ・インターン」オススメです ぜひ一度!

| 木村 勝 | 2017/05/31 07:26 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/3052-712541e6

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT