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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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誰も教えてくれない 計画するスキル

満足度★★★★
付箋数:25

  ・計画は立てたものの、ムリっぽいことが
  わかっている
 ・細かいだけで、実行のイメージがわかない
 ・いつもあとから「これもやらなきゃ!」
  が出てくる
 ・いざ作業を始めようとしたときに
  必要なものがない

ここに挙げたのは「計画あるある」です。

私たちは、仕事でもプライベートでも
「計画」に関わって生きています。

特に、仕事をしていく上では、
計画を立てることは避けては通れません。

計画がなければ、予算も通らないし、
プロジェクトも承認されない。

しかし、一生懸命、計画を立てても、
その通りに進むことはほとんどありません。

なぜ、計画は思うように進まないのか?

それは、正しい計画の立て方を知らない
からです。

考えてみると、私たちは学生の頃から、
計画を立てることを、あたり前のように
求められますが、実際に計画の立て方を
教わった記憶はありません。

そこで、計画の立て方を体系的に
学べるように書かれたのが本書です。

著者は、プロセス設計の技法を活かして、
人と組織の実行品質を高めるコンサルタントの
芝本秀徳さんです。

本書は、日経BP社主催で行ったセミナー
「誰も教えてくれない 計画するスキル」を
ベースに書かれています。

本書のゴールは以下のように定められています。

  1. 計画の目的を理解する
  2. 計画プロセスの全体像を理解する
  3. 成果物の役割と作成タイミングを知る
  4. 成果物が作れるようになる

ところで、よく「計画を守る」と表現しますが、
計画は守るものではありません。

計画は「使うもの」とするのが正しい捉え方。

  「 “計画” とは何かというと “ルート” です。
  カーナビにたとえることができます。
  カーナビでは目的地を設定すると、
  いくつかのルートを探索してくれます。
   “有料道路優先” とか “一般道路優先” とか、
  いろいろなルートを提案してくれます。
  そうした目的地に行くためのルートが
   “計画” です。」

本書では、計画を7つのステップに分解。

それぞれのステップには、「問い」があり、
その答えとしての「成果物」があります。

 ステップ1 要求理解
  何が求められているのか? → オーナー要求書

 ステップ2 プロジェクト定義
  何をするのか? → プロジェクトチャーター

 ステップ3 成果物定義
  何を作るのか? → WBS
  (ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー)

 ステップ4 マイルストーン定義
  いつまでに、どこまで終わらせるのか?
  → マイルストーンチャート

 ステップ5 プロセス設計
  どのように進めるのか? → PFD
  (プロセス・フロー・ダイアグラム)

 ステップ6 スケジュール化
  何を、いつするのか? → ガントチャート

 ステップ7 タスク分解
  どんな作業があるのか? → モニタリングシート

本書のスキルは「ソフトウェア開発」の技法が
元になっていますので、あまり見たこともない
フォーマットやフレームワークも出てきます。

そういったフォーマットを実際に使うか
どうかは別にして、計画を立てる時の考え方や
手順は、あらゆる仕事に活用できると思います。

この本から何を活かすか?

本書は、芝本さんの「誰も教えてくれない」
シリーズの第4弾です。

このシリーズは、仕事では必要なんだけど、
いつの間にか通り過ぎてしまったスキルに
注目しています。

これまでに以下の3冊が刊行されています。

 『誰も教えてくれない 考えるスキル
 『誰も教えてくれない 書くスキル
 『誰も教えてくれない 質問するスキル

私は、本書を読んだのがこのシリーズ初
でしたが、なかなか良かったので、
他の本も読んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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