活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考

満足度★★★
付箋数:24

あなたにとって、今、本当に大切なことは
何ですか?

このように問われると、誰でもその答えを
無意識のうちに探そうとします。

問われると、反射的に答えを考えるのは、
人の脳の自然な働きです。

つまり、「問い」を発することは、
脳を強制的に動かすスイッチなのです。

そして、良い方向に思考を向けるのも、
悪い方向に思考を向けるのも、
どんな「問い」を立てるかにかかっています。

  「 “問い” はとてもパワフルなツールです。
  自分の思考や行動をクリアにして、
  私たちの夢を叶える原動力になったり、
  問題の解決策を引き出したり、
  新しいアイディアを生み出したり、
  私たちのビジネスの質を劇的に上げる力を
  持っているのです。
  また、いい問いは、良い雰囲気の場をつくり、
  良いコミュニケーションを生み出し、
  人を勇気づけます。結果、良い人間関係や
  親しみや信頼感を構築します。」

本書は、「問い」によって、状況を大きく
変える力を身につける本です。

著者は、元マッキンゼーのコンサルタント、
大嶋祥誉さんです。

マッキンゼーで質問力を活用するといえば、
ずい分前に大前研一さんも同じような本を
書いていたと記憶しています。

問いを立てて問題解決するノウハウが
マッキンゼーの中で、継承されているという
ことなのでしょう。

さて、大嶋さんが本書で挙げる「問い」の
効果は大きく分けて6つあります。

 1. バラバラの情報をひとまとめにする
 →情報が整理でき、仕事で悩むことが減る

 2. 物事の核心がつかめ、時短につながる
 →仕事の無駄が減る

 3. 異なる物事をつなげて発想を広げる
 →アイディアが出やすくなる

 4. 状況を変える
 →硬直した状況、行き詰った思考に突破口を開く

 5. 人間関係がうまくいく
 →「説得」ではなく「質問」型で伝えると
  相手は自ら動いてくれる

 6. 自分を変える
 →本当に自分が大切にしたいこと、やりたいこと
  が腑に落ちるので、すぐに動けるようになる

このような効果があるから、コンサルタントは
「問い」を大切にするのです。

では、良い問いはどのように立てればいいのか?

実は、優れた問いには「型」があります。

マッキンゼーのコンサルタントや、
優秀なコーチは、皆、この「型」を
身につけていると、大嶋さんは説明します。

その「型」には4つの条件があります。

「問いは1行」、「自分の判断は入れない」、
「ポジティブにする」、「視座を高くする」

更に、良い問いにするためには、
型だけでなく、「方向性」も必要です。

大嶋さんは、「方向性」についても
4つの条件を挙げています。

 [根本を問う]
  Where「どこに問題があるの?」
  Why 「なぜ、そうなっているの?」
  How 「どうするのがいいの?」

 [未来志向の問い]
  「なりたい状態になるために、
  今、どうするのがいいのか?」

 [枠を外し可能性を広げる]
  「本当にそうなの?」と、視点を広げる

 [インスパイアする]
  「どんな感情になる?」と本当の声を見つける

本書では、仕事だけでなく、プライベートでも
使える、問題の本質に迫るパワフルな問いを、
数多く紹介しています。

これらを適切に使いこなせるようになれば、
質の高い人生が送れるようになると思います。

この本から何を活かすか?

本書では、巻頭に切り離して使える
種類別の問い一覧が綴じ込まれています。

また、巻末にもケース別の質問リストが
掲載されています。

良い問いを瞬時に立てられようになるには、
普段から「問いの筋力」を鍛えておく
必要があるようです。

そのために、すぐ引き出せるデータベース
として、こられの付録を活用したいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/3035-f3c7cd34

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT