活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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イケてる大人 イケてない大人

満足度★★★
付箋数:22

お金を持っている50~60代生活者の
マーケットを狙って、数多くの企業が
「シニア向け」の商品やサービスを
提供しています。

しかし、当の50代、60代の方は自分が
シニアと呼ばれることを認めたくありません。

商品に「シニア」を匂わすフレーズが
ついていると、かえって自分のことではない
と思うのです。

当然、高齢者、シルバーといった呼称も
この世代には届きません。

では、どんな呼び方だったら届くのか?

この層は歳を経て社会生活を積んできた
自分たちのことを、若者ではないと
思っていますが、おじいさん、おっさんとも
違うと思っています。

そんな彼らが、唯一抵抗なく受け入れている
呼称があります。

それが、「大人」という呼び方。

本書は、そんな「大人」と呼ばれたい層の
中でも、マーケットを牽引し、若い世代から
支持される「イケてる大人像」を
アンケート調査等によって炙り出す本です。

調査したのは、広告会社博報堂の
「新しい大人文化研究所(新大人研)」です。

新大人研は、博報堂の社内組織として
発足して、40代後半から70代までの
大人世代のリサーチとマーケティングを
専門に扱うプロフェッショナル集団。

実は、イケてる大人像といっても、
大人世代が考える「イケてる」と
若者世代が考える「イケてる」は違います。

新大人研が実施した調査では、その両方の
世代にアンケートを取り、その認識の違いを
浮き彫りにします。

大人世代の人が、後輩や部下と2名で食事を
したとき、お勘定はどうすべきか?

実際に大人世代がどのように支払っているか
というと、一番多いのが「全ておごる」で、
37%を占めました。

一方、若者世代にお勘定の何割を
おごってくれる大人が、「イケている」かを
聞くと、ちょっと違った答えが返ってきました。

一番イケているのは、全ておごるではなく
「8割」という回答でした。

  「えらい人だったら、全おごりして
  もらうのがありがたいけど、直属の上司
  だったら、気がひけるので多めくらいが
  ちょうどいい」

今の若者世代は、空気を読む力が高いので、
上司のお財布事情まで察してくれるようです。

また、20代~30代の働く女性「キャリジョ」
が行った座談会では、「イケてる上司」の
飲み会の誘い方も紹介されていました。

誘う側の上司に知っておいて欲しいのが
「3分の2の法則」。

これは、お店・メンバー・タイミングの
3つの項目のうち、どれか2つがGoodなら、
その飲み会には行きたくなるという法則。

この3項目のうち、2項目を揃えられるのが、
イケてる上司なのです。

メンバーについては、上司が部下の人間関係
の本音を把握していなければ難しいですが、
お店とタイミングの判断は、実は簡単です。

お店選びのイケてるポイントは、
「同世代だけでは行きにくいお店」かどうか。

ちょっと高級、通っぽい、大将が強面、
こういった店だと歓迎されます。

タイミングの判断は、プライベートタイム
として楽しみたい次の2つを避けるだけ。

1つは毎週の金曜日の夜、そしてもう1つは
キャリジョにとって大切な誕生日やクリスマス
近くのイベント繁忙期です。

キャリジョを誘って飲みに行きたい上司は、
「3分の2の法則」は、押さえておいた方が
いいようです。

この本から何を活かすか?

本書では、アンケート調査や座談会、
インタビューなどを通じて、新大人研は
「イケてる大人の7か条」をまとめています。

  第1条 誰に対しても気遣う、励ます
  第2条 人前でいつも元気、明るい
  第3条 丁寧に話す、礼節がある
  第4条 挑戦し続ける、勉強し続ける
  第5条 「家族と仲良く」に努力する
  第6条 責任を持って知恵を伝える
  第7条 見た目によく気を配る

この第1条とは逆に「愚痴る・威張る・不機嫌」
が、嫌われる大人の特徴のようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| マーケティング・営業 | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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