活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

チームで考える「アイデア会議」

2017年04月03日
会議術・ファシリテーション 0
満足度★★★★
付箋数:25

アップルシード・エージェンシーの山田さん
から献本いただきました。ありがとうございます。

本日紹介するのは、前回の記事に続き、
加藤昌治さんの『考具』からの派生本です。

アイデアはどこからやってくるのか』や
考具』では、アイディアパーソンになる
方法が説明されていました。

あなたが、アイディアパーソンになった
としても、「会議」は必要なのでしょうか?

実は、この世の中にはアイディアは、
3種類しかありません。

  1. 自分に出せたアイディア
  2. 自分にも出せそうで・・・
   出せなかったアイディア
  3. 自分にはまったく想像もつかなかった
   アイディア

どんなアイディアパーソンでも、
1人で考えられることには限界があります。

しかも、本人は気づいていませんが、
アイディアの方向性は限定されているもの。

実際、1人でアイディアを考えるだけでは、
最初の「1番」しか出ていないことになります。

そこで、必要になるのが「会議」です。

しかし、「いきなり企画会議」をやっては
いけません。

「いきなり企画を持って来い会議」は
逆に、いい企画が生まれることを邪魔します。

それは、企画の核となるアイデアよりも、
実現性に目が向いてしまうから。

たとえブレインストーミングをやっていた
としても、企画の芯となるアイディアを
考える時間が取れていないのです。

企画会議では、アイディアを考える時間と、
それを企画に整える時間をしっかり
分けることがポイントとなります。

本書で解説されるのは、この2つを
しっかり分けた「アイディア会議」です。

アイディア会議は、次の2つのステップに
分かれます。

第1ステップ=アイディア出し尽くし会議
第2ステップ=イチ押しアイディア選び出し会議

この第1ステップが「拡散」の段階で、
第2ステップが「収束」の段階に当たります。

この2つの段階を一緒にやらないために、
参加者の役割も明確に分けます。

主に第1ステップで活躍する、アイディアを
たくさん考える役割の「プランナー」。

そして、主に第2ステップで活躍する、
選択肢として出てきたアイディアの中から、
チームとしてのイチ押しアイディアを決める
「ディレクター」です。

役割を決めたら、アイディア会議で覚えるべき
ゴールデンルールは3つだけ。

ルール1 持ち寄る(手ぶら禁止)

 アイディア会議に手ぶらで来るのは禁止です。

 事前にアイディアの数を出して、持ち寄って、
 みんなに会議で披露します。

ルール2 発言と発言者を切り離す

 「部長のアイディア」のように
 人とアイディアが一緒になっていては、
 純粋にアイディアだけにフォーカスして
 意見を言うことはできません。

 出てきたアイディアだけを紙に書き、
 発言と発言者を完全に切り離して考えます。

ルール3 選ぶ

 アイディアを絞り込むとは、選ぶことであり、
 捨てること。

 この段階では、合議制よりも独断の方がいい。
 その仕事をするのが、ディレクターです。

 意見は十分に聞くけれでも、最終的に判断
 するのはディレクターの独断となります。

ディレクターが判断する軸は2つあって、
1つ目の軸は、そのアイディアが面白いか
どうか。

もう1つの軸は、筋がいいかどうかです。

筋がいいには、そのアイディアで、
問題解決できるか、文化・風土とマッチ
しているか、社会との調和性があるか
などの意味が含まれています。

本書で解説される「アイディア会議」は、
チームでの企画力を最大化します。

この方法で、昨日までグダグダだった会議が、
いい企画を次から次へと生み出す会議へと
生まれ変わるでしょう。

ちなみに、本書は2006年に大和書房から
刊行された『アイディア会議』に加筆・修正
して、改題したものです。

この本から何を活かすか?

  考える、とは紙に描くこと!

紙に描かれていないことは、ないのと一緒
と言うぐらい、描くことが重要。

このとき大きく描くことがポイントで、
A4かB5のサイズの紙1枚に、1案だけ描きます。

アイディア会議では、この紙を並べて見るので、
広めの机も必要です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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