2008.07.08 Tue
タクシー王子、東京を往く。
タクシー王子、東京を往く。―日本交通・三代目若社長「新人ドライバー日誌」
(2008/05)
川鍋 一朗 商品詳細を見る
満足度★★★★
ようやく今朝、品川・千住・池袋でのタクシー乗務を終了しました!
料金を踏み倒されたこと一回、禁煙関連でいじめられたこと二回。
道が分からず降りられたこと三回。
有難くチップを頂いたこと数十回。
「社長でしょ、テレビ見ましたよ!」という顔バレ十一回。
「あれ?川鍋さん?」と直接の知り合いを偶然乗せたこと四回。
冷や汗と涙の十三乗務。ご心配おかけしました、
そして、ご協力ありがとうございました!☆イチロー
イチローとは、大リーグで活躍するイチローさんではなく、
本書の著者、川鍋一朗さん。
売上高日本一のタクシー会社・日本交通の三代目の若社長さんで、
いわゆる御曹司として、育った方です。
慶応−米国名門MBA−マッキンゼーというエリートコースを歩み、
2005年に祖父の代から経営する、日本交通の社長に30代で就任しました。
本書は、その川鍋さんが、新人ドライバーとして、
自社のタクシーに乗務した1ヶ月間の奮闘記です。
冒頭の引用は乗務期間を終えての、
社内向けの社長メッセージ、「イチロー通信」です。
なんと言っても川鍋さんは、タクシードライバーとしての最大の弱点、
“道を知らない”という問題を抱えての乗務ですから、
本書は、冷や汗と笑いの連続です。
そして、1ヶ月間の仕事で、「こんなに学ぶことがあるのか!」
と驚かされるぐらい、気づきが多くあります。
これは、単に川鍋さんが社長として、気づきがあったということよりも、
ちょっとした仕事や日常生活の中にも、多くの学ぶべきことが
まだまだ隠されているという、大切な教訓として読むこともできます。
本書は、藤巻プロパガンダで、オススメされていた一冊。
本当に面白かった!
この本から何を活かすか? タクシーで寝てしまったお客さんを、
ドライバーさんは、どうやって起こすのか?
手で触れて起こすのはNGとのこと。
本書を読んで、私は初めて知りましたが、
答えは5段階に分かれているそうです。
1. 大声で呼びかける
2. 次に、窓を開け、外気を入れる
3. それでもダメなら、車内灯を点けたり消したりする
4. 奥の手! 自分の携帯アラームをお客さんの耳元で鳴らす
5. 最終手段は、交番・警察署にいって、警官に起こしてもらう
ドライバーさんも、ずいぶん苦労しているようですね。
気をつけなければ。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| ビジネス書とか | 10:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑


