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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか

満足度:★★★
付箋数:24

日本企業は、欧米の企業と比べて
ホワイトカラーの生産性が低いと言われます。

なぜ、日本企業の生産性は低いのか?

本書の著者、グーグルで人材育成等を行った
ピョートル・フェリクス・グジバチさんは、
その理由を3つ挙げています。

1点目は、「持ち帰って検討しすぎる」こと。

2点目は、「分析や検討をしすぎる」こと。

3点目は、「打ち合わせや会議などが多く
コミュニケーションがコストやムダにしか
ならない」こと。

特にグーグルでは、1点目の「持ち帰り」とは
真逆の仕事の仕方が標準で、「1回で終わらせる」、
「今やる」ことが強く意識されているようです。

例えば、顧客との打ち合わせで社内の誰かの
意見を聞かなければならない場面があったと
します。

こんな場合日本の企業では、「では、弊社の
担当者に確認してから、あらためてご連絡
させていただきます」と持ち帰ることが
多いでしょう。

しかし、グーグルでは、客先から直接
メッセンジャーで担当者に質問して、
その場で回答をもらって交渉を進めます。

また、グーグルでは、その場の1回で話を
決めるために、意外と「メール」を使わない
文化があるようです。

例えば、ミーティングを行った後に、
内容をまとめて議事録や企画書、報告書を
つくる場合。

誰かが自席に戻ってから、まとめの作業をして、
できたらメールで連絡し、確認してもらい、
完成したら、再度関係者にメールするという
流れが一般的です。

しかし、グーグルではミーティングの時に、
参加者がクラウド上のグーグルドキュメントに
同時に書き込んで作業をします。

参加者それぞれが書き込んでいる文書を
部屋のスクリーンに映し出し、みんなでそれを
見ながら議論を進めます。

するとミーティングが終わると同時に、
資料の骨格くらいは、その場でできてしまう
ようです。

また、日程調整の際にもメールは使わず、
共有されている相手のグーグルカレンダーに
直接書き込んで、すぐに決めてしまいます。

グーグルの仕事に対する考え方が
日本企業と最も違う点は、常に、
「10%アップではなく、10倍」の成果が
出るように考えて行動すること。

これは、キーボードのショートカットを
たくさん覚えて、1分1秒を短縮することとは
レベルが違います。

10%アップを目指すと、従来の延長線上の
発想から抜け出せず、しかも仕事量が
増えてしまうことさえあります。

しかし、10倍の成果を目指すなら、
今までのルールや前提、固定観念を破り、
飛び抜けた発想で考えなければなりません。

この10倍の成果を上げるように考えることが、
グーグルが世界をリードする原動力に
なっているのです。

本書では、これまでのグジバチさんの経験から、
圧倒的に成果を高める仕事の方法や考え方を
紹介しています。

一生懸命やっているのに、仕事が終わらない。
頑張っているのに、なかなか成果が出ない。

本書は、そんな状態が続いている方の悩みを
根本的に解決するための本です。

 第1章 世界より速く動くための仕事術
 第2章 ロジカルシンキングなんてしている
    暇はない!
 第3章 忙しくても、10倍の結果をだすために
 第4章 仕事の加速度を上げる人間関係の
    つくり方
 第5章 必要なことを高速で学ぶ方法
 第6章 グーグルの疲れない働き方
 終章 自分の仕事を壊せる人が、
    次の時代をつくる

この本から何を活かすか?

AI(人工知能)が発達することで、将来仕事が
なくなることを心配する人がいます。

しかし、グジバチさんは、そんな時代には、
むしろ「どうしたら自分の仕事をITに置き換え
られるか」を考えた方がいいと言います。

AIに仕事を奪われないために、今できることは、
自ら自分の仕事をなくしてしまうこと。

つまりイノベーションを起こす側になって、
AIを使う側として生き残るのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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