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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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海駅図鑑 海の見える無人駅

満足度:★★★
付箋数:21

著者の清水浩史さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

清水さんの本は、毎回、旅の虫を刺激します。

最初は、2012年6月に刊行された
海に癒される。 』でした。

次は、2015年7月に刊行されて話題になった
秘島図鑑』です。

そして、今回が海が見える無人駅をテーマ
にした『海駅図鑑』です。

どの本も「海」絡みであるのは、
学生時代に、早大水中クラブに所属していた、
清水さんらしいところでしょうか。

  「海の見える無人駅は、どこか島に似ている。
  海に面して駅舎やホームがポツンと佇む姿は、
  まるで大海原に浮かぶ孤島のよう。
  海と駅の他には何もない。
  そんな無人駅を訪れると、時間が止まって
  いるかのように感じる。
  島と同じく、ゆるやかな時間が流れている。
  海の見える無人駅―。
  いったい、そこにはどんな景色と暮らしが
  あるのだろう。」

清水さんは、2015年から2016年にかけて、
全国の海駅をめぐる旅を重ねました。

本書は、海駅を紹介するガイドというより、
海と駅を中心とした「旅行記」です。

海駅に行くことが旅のゴールではなく、
そこは旅の出発点でもあります。

  「海駅を旅の目的地とすれば、
  そこが旅の “終着駅” になる。
  しかし本書では、目の前の海から
  見えてくるもの、駅の周辺から
  見えてくるものにも、旅を広げていきたい。
  駅がある。海がある。
  でもそこから目を凝らせば、
  もっと多くのものが見えてくる。
  何もない(ように思える)場所が、
  多くのことを語りかけてくる。
  いうなれば、海駅は “終着点” であり、
  新たな旅の “始発点” にもなる。
  そんな “はじまりの海駅” へと、旅立とう。」

本書では、海駅を次のように定義します。

  ・駅のホームから海が見える
  ・ホームからの眺めが優れている
  ・レトロな雰囲気がある
  ・駅員がない
  ・ひっそりとした趣がある
  ・駅周辺に知られざる場所や物語がある

海駅とは、海の眺めが良くて旅情をそそる
無人駅です。

本書では、日本全国9000の駅の中から、
選りすぐりの海駅30箇所をカラー写真付きで
紹介しています。

清水さんが2年間かけて全国の海駅を巡り、
気づいたのは、海岸線を走る路線は
数あれど、ホームから海がバッチリ見える
駅は意外と少ないということでした。

それだけ、海駅は貴重な存在なのです。

そして、何と言っても海駅がいいのは、
思い立ったら気軽に行けることです。

「秘島」もすごく魅力的でしたが、
きちんと計画を立てないと行けない、
ハードルの高さがありました。

しかし、陸続きの海駅は、
急に予定のなくなった休みの日にでも、
ふらっと行くことができます。

しかも、他の人と予定を合わせていくよりも、
1人で行った方が、海駅の持つ魅力や風情を
より感じることができるように思えます。

清水さんから、本書を読んで海駅を
訪れる読者に1点だけ注意があります。

  「ただ一点だけ拘りたいのは、
  やはり海駅は鉄道を使って訪れたい、
  ということ。
  今回の旅は、すべて鉄道を使って、
  ひとりで海駅を訪ねた。」

この本から何を活かすか?

私の住む北海道で紹介されていた海駅は
次の4駅です。

  ・釧網本線 北浜駅(網走市)
  ・室蘭本線 北舟岡駅(伊達市)
  ・室蘭本線 大岸駅(虻田郡豊浦町)
  ・函館本線 石倉駅(茅部郡森町)

北海道の海駅は、夏に訪れるよりも、
雪景色の見られる冬に訪れる方が、
深い趣があってイイかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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