活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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仕事の結果は「はじめる前」に決まっている

満足度★★★
付箋数:23

あなたの仕事ぶりを振り返ってみてください。

・忙しいばかりで仕事の成果が出ない

・一生懸命やっているのにお客様や上司から
 評価されない

・いつもバタバタしていて、締め切りギリギリ、
 または間に合わない

これらの状況に1つでも当てはまるなら、
仕事に取りかかる「段取り」に問題があるかも
しれません。

 「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、
 そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう。」

これはアメリカ合衆国第16代大統領の
エイブラハム・リンカーンさんの言葉です。

木を切るつながりで、「木こりのジレンマ」
という話もあります。

 ある日、旅人が森の中を歩いていると、
 一生懸命、木を切っている1人の木こりに
 出会いました。

 旅人は、木こりが木を切る姿を見ていて、
 一所懸命切っている割には、なかなか切れない
 ことを不思議に思いました。

 そこで木こりが使っているのこぎりを見てみると、
 かなり刃こぼれしていることが分かりました。

 そこで、旅人は言いました。

 「木こりさん、そののこぎりは随分
 刃こぼれしているようだ。のこぎりの刃を
 研ぎ直してから、あらためて木を切ったら
 どうだろうか。」

 すると、木こりは旅人に向かって言いました。

 「あなたの忠告は非常にありがたいが、
 私は今、木を切るのにとても忙しく、
 それどころではないのです。」

 木こりは、その刃こぼれしたのこぎりを
 使って、一心不乱で木を切り続けました。

最初に挙げた状況で仕事をしている人は、
もしかすると「木こりのジレンマ」に
陥っているかもしれません。

さて、本書の著者、大嶋祥誉さんは、
元マッキンゼー・アンド・カンパニーの
コンサルタントです。

大嶋さんは、マッキンゼーを辞めて、
違う環境の中で仕事をしたときに
「みんなこんなにゆっくり仕事をしているんだ」
と感じたそうです。

そう感じるぐらい、マッキンゼー時代に、
仕事の質とスピードの両方を上げる方法を
鍛えられたのです。

その仕事の仕方のベースになっているのが、
本書で紹介される「ミニマム思考」です。

ミニマム思考とは、限られた時間の中で、
最高の質のアウトプットを出す思考法。

そのためには、より多くのことをやろうと
せず、もっとも重要なことにフォーカスし、
それ以外のことは捨てて、成果を出します。

このミニマム思考で仕事をすれば、
ムダを省き、重要なことのみに集中するので、
質もスピードも自然とアップするのです。

そのために最も重要なのが、「段取り」です。

段取りは、リンカーンさんが、斧を研ぐのに
費やす時間であり、木こりのジレンマに
陥っている人が、できていないことなのです。

では、どうしたら、最小の力で最大の成果を
得られるミニマム思考ができるのか?

大嶋さんは、本書で次の3つの技術を中心に
解説します。

  1. 仮説を立てる技術
  2. 全体を設計する技術
  3. アウトプットをデザインする技術

これらの技術を身につけて、しっかりと
段取りができれば、結果が出ることは、
仕事を始める前に、すでに決まるのです。

本書で解説されるのは、コンサルタント独自の
仕事術というより、一般的な段取り術です。

仕事の経験の浅い人をメインターゲット
として書かれた本だと思います。

この本から何を活かすか?

質の高いアウトプットをするためには、
数ある情報の中から、特定の情報を
ピックアップして、それをアレンジする
「編集力」が求められます。

それは、どんな切り口で情報を切り取るか
ということ。

情報を切り取るときに有効なのが、
2軸(2×2)のマトリックスです。

センスのいい2軸が取れれば、ぐっとくる
「セクシー」な切り口が見つかるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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