活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

片づけHACKS!

2017年01月04日
ノウハウ本 0
満足度★★★
付箋数:20

  「片づけが好きだという人はとても少ない。
  誰だって後回しにしたいと思っているし、
  できればやりたくない。でもそれだと散らかる
  ばかりなので、しょうがなく取りかかる。
   “片づけ” には、とかく面倒なイメージが
  まとわりついています。
  そのめんどうな片づけをハッキングし、
  クリエイティブに楽しんでしまおうというのが、
  この『片づけHACKS』です。ちょっとした
  工夫で片づけが楽になり、楽になると
  楽しくなる、楽しくなるからやめられない、
  とまらない。
  かっぱえびせん的片づけ術なのです。」

久しぶりに小山龍介さんのHACKSシリーズを
読みました。

それは、年が明けて心機一転、身の周りを
少し片づけようと思ったからです。

しかし、本書の目的は、きれいに「片づけ」を
することではありませんでした。

片づけた先に、その目的はありました。

  「部屋が片づくことで仕事が片づき、
  膨大な情報が整理されてどんどんアイディアが
  生まれる。さらに、新しいキャリアアップの
  チャンスがやってくる。(中略)
  『片づけHACKS』は、新しいチャンスを
  呼び込む、余白をつくりだすための
  ハッキング術なのです。」

最終目的がアイディアを生み、チャンスを
呼び込むことですから、本書では壮大な
片づけも提案されています。

それは、「転職してすべてのタスクを
ゼロリセットする」というハックです。

片づけをしようと思って、本書を手にして、
「よし、転職しよう」と考える人は少ないと
思いますが、確かに転職時のオールリセット
される開放感はすごいですね。

転職によって、これまで抱えていたタスクを
すべて後任の人に引き継ぎ、新しい転職先では、
今までと違う新たな役割が与えられます。

この時に大切なのが、未来の不確実性を
受け入れること。

スタンフォード大学のJ・D・クランボルツ教授
が提唱する「計画された偶発性理論」では、
キャリアの8割は偶然によって決まると
されています。

ですから、偶然を排除するのではなく、
計画的にその偶然を起こそうとするスタンスが
チャンスを広げることにつながるのです。

さて、私がやりたかったのは、そんな壮大な
ハックではなく、「部屋の片づけ」レベルの
ことでした。

一旦、その次元のハックまでレベルを下げて、
私が参考にしたいと思ったものを紹介します。

・衣服はすべてハンガーにかける

  洗ったTシャツはたたんで衣装ケースに入れず、
  干すときにハンガーにかけて、乾いたらそのまま
  クローゼットに収納します。

  また、クリーニングに出したシャツなども
  ハンガーにかかった状態で戻ってくるので、
  そのままクローゼットの奥に収納すると、
  着ていなかったシャツが自動で手前に
  ローテーションしてくるようになるようです。

・くつした統一計画を実行する

  誰もが経験したことのある、くつしたの片方が
  なくなってしまう問題。
  
  この問題を解決するために、小山さんは、
  ユニクロで同じくつしたを大量に購入して
  使うようにしています。

  同じ形、同じ色、しかも左右も同じくつしたで
  揃えると、ペアを合わせる必要もなく、
  片方に穴が開いても、別のペアを見つけられる
  ので、捨てなくてよくなります。

転職から同じくつしたを買うところまで、
レベルを下げましたが、この扱いの幅広さが
本書の魅力です。

この本から何を活かすか?

クランボルツ教授の「計画された偶発性理論」が
転職による片づけハックで出てきましたが、
そこまで大掛かりにしなくても、偶然を必然に
読み替えることは可能です。

具体的には、ある特定の色に着目する
「カラーバス」の手法を使います。

街を歩く時に、カラーバスで飛び込んできた
情報は偶然でしかないので、それを受け入れて
発想を広げるチャンスとします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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