活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。

満足度★★★
付箋数:16

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校
QQイングリッシュ」。

約800人の講師を擁し、年間5000人が語学留学し、
1万人を超える生徒がスカイプを使って、
オンライン英会話の授業を受けるスクールです。

2009年に同社は創業し、現在は東京、セブ、
上海、ソウル、サンパウロ、テヘランでも
スクールを展開しています。

2016年現在では、留学者実績と講師数において、
フィリピンでNo.1の語学学校に成長しました。

本書の著者、藤岡頼光さんはQQイングリッシュ
の代表の方です。

そんな英会話スクールを経営しているぐらい
ですから、藤岡さんはもともと英語の得意な方
だったのかと思いきや、全くその逆。

  「読者のみなさんは、きっと私のことを、
  もともと英語がペラペラで、得意の英語を
  活かして英会話ビジネスをはじめたんだろう、
  と思われたかもしれません。
  実を言うと、その180度逆です。
  私は30代まで、英語とはまったく無縁の
  人生を送ってきました。(中略)
  私が英語を勉強し直すことを決意したのは
  40歳のときでした。ほぼ英語力ゼロの状態
  からスタートし、10ヶ月後には、ビジネスの
  現場で外国人とコミュニケーションが取れる
  レベルになることができたのです。」

本書は、40歳で英語力ゼロからスタートし、
短期間のうちにビジネスで英会を使えるように
なった藤岡さんの方法を伝える本です。

ただし、英語を身につけようとした段階で、
藤岡さんはバイク関連会社の社長だったので、
普通のサラリーマンとは条件が違います。

社長業が忙しいながらも、休みを取る裁量は
自分にあり、セブ島の語学学校の籍を確保
するために年間130万円を払っておくなど、
一般の方が簡単には真似できないことも
やって英語を身につけた面があります。

真似するのは、英語を身につける方法論に
留めておく必要がありそうです。

まず、藤岡さんが身をもって体験したのは、
マンツーマンでフィリピン人の先生と
英会話をしていれば、自然と英語が使える
ようになると思っていたのは幻想だったこと。

  「正直に言うと、1対1で英会話をしている
  だけでは英語が使えるようにはなりません。
  英語力がほぼゼロの段階では、なおさらです。
  それはなぜかというと、マンツーマンの
  レッスンでは英語の “インプット” が
  ほとんどできないからです。インプットとは、
  具体的には、単語やイディオム、日常会話で
  よく使う構文、基礎的な文法知識などを
  指します。」

そこで藤岡さんがインプット用として選んだ教材が、
鈴木陽一さんの『DUOセレクト』です。

受験用には『DUO 3.0』を使うのが一般的ですが、
薄めのテキストで必要最小限のことを徹底的に
覚え込んだほうがいいとの考えから、
377本の例文に厳選されている『セレクト』を
選びました。

最初にこの1冊をひたすら徹底反復して、
反射的にフレーズが出てくるようになるまで、
身体に染み込ます。

その後はフィリピン人の英会話講師と
マンツーマンでアウトプットの練習をするだけ。

このときに必要なのは、私たちの英語学習に
対する固定概念を捨てることです。

 ・「ネイティブ至上主義」は捨てなさい
 ・「正確に話さなきゃ!」は捨てなさい
 ・「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」
  は捨てなさい
 ・「日本語で考えてから英語に訳す」
  は捨てなさい
 ・「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい
 ・「TOEICのための勉強」は捨てなさい

40歳を過ぎてから英語を身につけるには、
捨てるものを捨てて、今の自分に必要な
英語だけを身につければいいという
「割り切り」が必要です。

この本から何を活かすか?

英語は「続ける」ことなしで身につけられません。

そこで、本書では藤岡さんが実践した、
「続ける」ための5つのコツが紹介されています。

 1. トレーニング期間を設定し、集中して取り組む
 2. 1日のノルマを決め、それ以外は
  「やらなくてよし」とする
 3. 自分に「言い訳」をしない
 4. いまのレベルを楽しむ
 5. つらいときこそチャンス!と考える

個人的に参考になったのは、4番目のコツです。

どのレベルでもコミュニケーションは取れる
と発想を切り替えて、実際に英語を話すことが
必要なようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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