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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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会話もメールも 英語は3語で伝わります

満足度★★★★
付箋数:27

  「 “私の仕事は英語講師です”
  これを英語にするとき、あなたはどう
  考えますか?

   “私の仕事” は My job...。
   “英語講師” は English teacher...。
  そうそう、冠詞のanをつけて
  an English teacher...。
   “~です” にはbe動詞のisを使って…。
     ↓
  My job is an English teacher.(完成!)

  正しい英語です。
  ですがこの英語、もっと簡単に、
  しかもわかりやすくできます。
     ↓↓↓
  I teach English.

  どうでしょう。
  直訳すると、 “私は英語を教えています” 
  ですが、意味は “私の仕事は英語講師です” 
  と変わりません。」

本書で中山裕木子さんが伝えるのは、
主語・動詞・目的語、いわゆる「SVO」の
基本「3語」を並べたシンプルな英語です。

実は、私たちがこれまで学校で習った、
難しい構文や多くのイディオムを使うより、
シンプルな「3語」構成の英語の方が、
正確に、しかも速く伝わるのです。

しかも、伝える内容が複雑になるほど、
「3語の英語」が威力を発揮します。

  ・There is/are構文を捨てる
  ・仮主語と仮目的語のitを捨てる
  ・SVOO、SVOC構文を捨てる
  ・受け身形を捨てる
  ・イディオムを捨てる
  ・notを捨てる

本書では、こういった英語を難しくする
要素をバッサリ捨ててしまいます。

その代わりに、「誰か(何か)が何かをする」
という平易な「3語の英語」で、最小限の単語を
使って伝えます。

すると次の3つのメリットが得られます。

  1. 結論(動作)がすぐ伝わる
  2. 組み立てやすくなり、誤りが減る
  3. コミュニケーションのスピードが上がる

決め手となるのは「動詞」です。

 「Z社は、拠点を台湾に移した」
 Z company performed shifting of its
 production to Taiwan.

この例では動詞performの使用をやめ、
動名詞のshiftingを動詞shiftとして使い、
次のように表現します。

 Z company shifted its production to Taiwan.

ちなみに、本書で言う「3語」は、
冠詞や修飾語をカウントせず、
あくまで基本構成が「3語」という意味です。

「3語の英語」は構成がシンプルなので、
組み立て手順も非常に簡単です。

 ステップ1 伝えたいことを整理する
  伝えたいことを整理し、「主語」「動詞」
  「目的語」の「3語の英語」に合う日本語に
  組み立て直します。
  この時、日本語が多少不自然になっても、
  気にしません。

 ステップ2 主語を選ぶ
  人、モノ、動作、Thisの4つの中から、
  ステップ1で整理した文に合う主語を選びます。

 ステップ3 動詞を選び、文を組み立てる
  ステップ1で整理した文に合う動詞を
  ステップ2で選んだ主語に合わせて文を完成。

本書の英語は、英単語を並べただけの
ブロークンとは異なり、文の構成を持つので、
ちゃんと伝わる英語なのです。

それでいて、ダイナミックに表現でき、
個人的には「こういう英語を使いたかった」
と強く思わせる内容でした。

ただし、ズバッと表現する分、
動詞は「中学英語」では足りず、
「高校英語」程度は必要だと感じました。

この本から何を活かすか?

<日本人にありがちな英語>
 My job is an English teacher.
 I am an editor of books.

<3語の英語>
 I teach English.
 I edit books.

こうして比べて見ると、「冠詞」の登場率が
「3語の英語」の方が少ないことがわかります。

冠詞の使い方も、私たち日本人にとって、
英語が難しいと感じる原因の1つです。

「3語の英語」は、名詞の使用も最小限になり、
冠詞の煩わしさも軽減するようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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