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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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新人コンサルタントが入社時に叩き込まれる「問題解決」基礎講座

満足度★★★
付箋数:24

あらゆる職場、あらゆる職種には、
解決すべき問題があります。

仕事とは、問題解決そのもの。

個人で解決できることは、たかが知れているので、
組織では一定の人数で問題解決に当たります。

そのために、会議を開くのが一般的。

しかし、その議論が迷走してしまい、
解決への歩みが全く進まないことがあります。

あるいは、理想論だけが飛び交い、
結局、何も解決されないこともあります。

議論が迷走する原因は、問題解決までの
プロセスが共有されておらず、
今、どの段階の議論をしているかが、
わからなくなっているから。

認識がバラバラだと、論点もバラバラになり、
話も噛み合わなくなって時間ばかりが
かかってしまうのです。

本書では、問題解決までのプロセスを
6つに分解しています。

 問題提起 → 問題確認 → 目標設定
 → 原因分析 → 解決策立案 → 解決策評価

一般的な問題解決へのプロセスより
細かく分けているのは、複数の論点を
1つのステップに入れないためです。

論点が複数入ってしまうと、議論が急に
難しくなってしまうのです。

本書で問題解決を行う場合は、例えば
会議室のホワイトボードの左上に
今いるステップを明示して、そこから
外れないように議論を進めます。

組織や企業が抱える問題は、様々ですが、
解決するためには、決まったプロセスがあり、
気をつけるべきポイントがあります。

本書は、そのプロセスとポイントを
「型」と「手順」を示した本です。

本書で重要視しているのは、
問題解決の実行性です。

  「どんなに素晴らしい解決策を見出しても、
  問題解決できなければ “絵に描いた餅” 。
  大切なのは、ベストな解決策の考案に全力を
  集中させることではなく、たとえベターな
  解決策であっても、確実に実行まで力を注ぐ
  ことです。」

最終成果は次の式で表すことができます。

  最終成果=解決策の考案×解決策の実行

つまり「考案」と「実行」のどちらかが
「0」になってしまえば、成果も「0」に
なってしまいます。

  「問題解決で一番大切なことは、問題を
   “解決” することです。しかし、いざ問題解決
  を始めると、ほとんどの人が問題解決のゴール
  である “問題の解決” に必要な“ 心と頭” の
  最適な状態を維持できなくなります。(中略)

  より効率的に、効果的に問題を解決する
  ためにはまず、 “ゴール志考” を身につけ
  ましょう。この“ゴール志考”とは、造語で
   “ゴール志向” と “ゴール思考” を合わせた
  ものです。」

タイトルには「新人コンサルタント」と
ありますが、内容は新人レベルを超えた
ものになっています。

しかし、決して難しいものではなく、
本当に問題解決するための現場で使える
ノウハウが詰め込まれています。

パラパラとページをめくったときに受ける
印象より、実際の中身は充実しています。

  第0章 問題解決の大前提
  第1章 問題解決のプロセス
  第2章 プロセスで注意すべきこと
  第3章 問題解決のポイント
  第4章 問題解決で役に立つ思考法

この本から何を活かすか?

  「ふせんと大きなホワイトボードがあると、
  論点が整理しやすく、かかわるメンバーの
  理解も進み、効率的にプロセスを進めることが
  できます。」

本書で使用するふせんのサイズは2.5cm×7.0cm。
これを2色用意します。

左側に後から分類するための余白を1cm残し、
問題点を記入します。

この時、意図がきちんと伝わるように
「客観性」、「時間軸」、「抽象度」の
3つの視点を持つことが大切のようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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