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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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世界のエリートがやっている 最高の休息法

満足度★★★
付箋数:22

  「たいていの人は、 “休息=身体を休めること”
  だと思い込んでいます。
  たっぷりと睡眠をとったり、リゾート地で
  ゆったり過ごしたり、温泉にじっくり
  つかったり・・・もちろん、そうやって身体を
  休めることも大切です。
  しかし、それだけでは回復しない疲労があります。
  それが脳の疲れです。
  そう、脳には脳の休め方があるのです。
  本書ではそれをお伝えします。」

あなたの疲れがとれないのは、体ではなく、
脳を適切な方法で休ませていないから
なのかもしれません。

脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず、
身体が消費する全エネルギーの20%を使う
「大食漢」です。

この脳の消費エネルギーの60~80%は、
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)
という脳回路に使われています。

このDMNは、内側前頭前野、後帯状皮質、
楔前部、下頭頂小葉などから構成される
脳内ネットワークで、脳が意識的な活動を
していないときに働くベースラインの活動。

車のアイドリングのようなもので、
脳が何もしていなくても動き続けています。

私たちの脳は、ぼーっとしていても、
いろいろな雑念が浮かんでは消えることを
繰り返しています。

実は脳のアイドリング中に浮かんでくる
雑念こそが、脳疲労の最大要因の1つ。

そこで本書は、雑念を抑えることで
脳を休ませる「マインドフルネス瞑想」の
方法を紹介します。

マインドフルネスとは、ここ数年アメリカで
爆発的に流行しているもので、
言葉にするのは、なかなか難しい概念ですが、
瞑想などを通じた脳の休息法の総称です。

  「何よりも実利を重視しそうなアメリカ人、
  しかも、本当に役立つものにしか手を
  出さないはずのエリートたちが、
  なぜマインドフルネスを実践しはじめて
  いるのか?
  その理由は簡単です。
  彼らは “脳の休息” の大切さをわかっていて、
  同時に、マインドフルネスこそが
   “最高の休息法” だと知っているからです。」

マインドフルネス瞑想をすると、DMNを司る
脳部位の過剰活動が低下し、脳のエネルギー
消費が軽減され、脳が休まるという
メカニズムです。

本書では、最初にマインドフルネス瞑想の
アウトラインをまとめた後、具体的な方法は
物語形式で説明しています。

マインドフルネスは、言葉では説明しにくい
ので、物語の流れの中で説明されると、
すっとその概念が伝わります。

本書の著者は、日本とアメリカの両方で
医師免許を持ち、神経精神医として活躍する
久賀谷亮さんです。

久賀谷さんは米イェール大学医学部の
精神神経学科で先端脳科学を研究してきた
方ですが、本書の物語の舞台もイェール大学の
医学部に設定されています。

主人公はイェール大学の研究員の小川夏帆。

夏帆をはじめ、それぞれの脳疲労を抱えた
登場人物たちが、スター・ウォーズの
ヨーダにそっくりな教授から、
マインドフルネス瞑想の方法を教わり、
「最高の休息法」を手に入れる物語です。

この本から何を活かすか?

とにかく脳が疲れているときは、
「マインドフルネス呼吸法」が推奨されています。

この呼吸法では、「現在」に意識を集中して、
疲れづらい脳をつくります。

マインドフルネス呼吸法のやり方は
以下の通りです。

 1. 基本姿勢をとる
  椅子にすわり、お腹はゆったりし、
  手は太ももの上、脚は組まずに目を閉じます。

 2. 身体の感覚に意識を向ける
  足の裏と床などの接触の感覚や、身体が地球に
  引っ張られる重力の感覚に意識を向けます。

 3. 呼吸に注意を向ける
  深呼吸や呼吸のコントロールは不要。
  呼吸に「1」「2」「3」・・・「10」と
  ラベリングするなどして、呼吸に関わる感覚に
  注意を向けます。

 4. 雑念が浮かんだら・・・
  雑念は生じて当然なので、浮かんでも
  自分を責めないようにします。
  雑念が浮かんだ事実に気づいたら、
  注意を呼吸に戻します。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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