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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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オカネとウソの論理学

オカネとウソの論理学
オカネとウソの論理学
(2008/05/15)
柳澤 賢仁 商品詳細を見る

満足度★★★

「お金」と「ウソ」のジレンマについて、
著者と一緒に考える本です。

ついでに、会計と法律の知識も学べるという
オマケもつきます。

著者の柳澤賢仁さんは、税理士という職業柄、
「お金」と「ウソ」については、
日常的に、かなり意識する環境にあるようです。

  ・なぜ、ウソをついてはいけないのか?
  ・なぜ、お金を儲けてもよいのか?
  ・法律とは何か?
  ・会計とは何か?
  ・真実とは何か?
  ・世の中に絶対はあるのか?

など、様々な疑問を直視し、
「そもそも」の部分から、演繹的に議論を進めます。

その語り口は、小気味好く、軽快です。

本書の結論は、

  「ウソは、さじ加減が大事で、お金儲けも、
  人の権利を侵害しない限り、最大限尊重される」

となります。

まあ、言ってしまえば、ありきたりな結論になる訳ですが、
著者の英知に触れながら、一緒に論理的に考えるプロセスが、
大切な本と言えます。

また、柳澤さんは、

  「大人になってから日本国憲法を読んいない方は、
  ぜひ一度読み直してみましょう」

と言っていますので、これを機に、読んでみるのも良いですね。

この本から何を活かすか?

柳澤さんは、本書で「そもそも」を議論するに当たり、
何度も辞書で、その言葉の定義を確認しています。

辞書といえば、先日、私と妻の間で、論争が起こりました。

テーマは、「小学生(2年生)に電子辞書は、是か非か?」

ウチの、娘に電子辞書を買うかどうかという、
単なる口論とも言えますが・・・

妻の主張 : 「非」(本人も電子辞書は、めったに使わない派)

  ・まだ紙の辞書も使えないので、電子辞書は早すぎる
  ・他にも多くの電子機器に囲まれているので、
   これ以上、電子機器が増えるのは心配
  ・せっかくの機能も、小学2年生では使いこなせない
  ・単に、あなたが欲しいだけじゃないの?(←これが、一番効いた攻撃!)

私の主張 : 「是」(電子辞書を使わない日は、めったにない派)

  ・大人がいろいろな機器を使って効率的に学ぶ時代なのに、
   子供には昔ながらの方法を押し付けているのはナンセンス
  ・電子辞書の最新の機能(ペン入力や発音)などは、
   子供の勉強にこそ活かされるし、好奇心を刺激するハズ
  ・ローマ字入力もできるし、最新機器は子供のほうが使いこなせる

あなたは、どう考えますか?

ちなみに、私が想定している子供用電子辞書は、こちら
(型落ちですが、2008/6/19現在67%OFFでかなりお徳!)

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 10:28 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは。
僕は子供がいないのですが参考までに
以前、姪に電子辞書をプレゼントしたことがあります。
高校生だったので英語の発音も学べるカシオの電子辞書でした。
IKADOKUさんのお子さんは、まだ小さい事と、
ニンテンドウDSのソフトが豊富になっていることと、
奥様との”落とし所”として
DSの学習ソフトも考慮に入れてみては如何でしょうか。
ただ、コストパフォーマンスは電子辞書が良さそうですが、
どちらでも良い事で意見が割れたときは、
家内の意見に”そうだよねぇ~”といいながら
落とし所を模索しています。

PS,ブログ再開は7月初旬予定です。ではまた。

| 桜木町のぱく | 2008/06/19 11:56 | URL | ≫ EDIT

桜木町のぱくさん

お久しぶりです。
代替品を考える発想が、私にはありませんでした。
貴重なアドバイスありがとうございます。

もうすぐ、ブログ再開なんですね。楽しみです!

| ikadoku | 2008/06/19 14:43 | URL |

こんばんは~。

基本的に僕は新しいもの好きの人間なのですが(ですからもちろん自分用の電子辞書は持っているのですが)、子供はまず「紙の辞書」を使うべき!という考えです。

なぜなら、紙の辞書は「言葉ってのはたくさんあるんだなあ」ってことが一瞬にしてビジュアルで理解できるから。
一つの言葉を調べる際、必然的にいろんな言葉が目に飛び込んでくるってのは、言葉への感性を養うためにすっごく効果的なんじゃないかって思うんです。

とは言え、あくまで持論で、なんらかのデータによる意見ではありませんが。

知り合いが英語教育に携わる仕事をしていまして、
「高校生の電子辞書の使用度合いと、英語の成績には相関があるか」
を調べていました。

その結果が即、今回の論争(?)にはつながりませんが、一応結果がどうだったか聞いておきますね!

| ドクエメット | 2008/06/19 21:20 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

「オカネとウソの論理学」
とっても興味があります。
ぜひ読ましていただきます。

電子辞書でもインタネット上の辞書でもガンガン使ってよいと思います。
大人になれば使うわけだし、早いし、
一度でも頭に記憶させた上で辞書を引くようにすれば、スペルも覚えられるしと、いいことだらけですね。
そういえば・・・私も紙の辞書はしばらくつかってませんな~

| smiletake | 2008/06/20 08:53 | URL |

ドクエメットさん

私の周りの大人に聞いても、
「小中は紙の辞書、高校から電子辞書」という意見が
主流派です。

『「みんなの意見」は案外正しい』という本も
ありましたからね~。

smiletakeさん

実際の話し、小学校2年生でも、自分の興味があって
調べたいことは、勝手にググッてるんです。

先日も、学校の運動会のテーマ曲に「ワンピース」の
主題歌が使われることになって、この番組を見ていない
ウチの娘は、YouTubeで曲を探していたぐらいです。

でも、この状況が妻の心配している点でもあります。

| ikadoku | 2008/06/20 11:32 | URL |

はじめまして

興味深い話し合いが、なされていたんですね。
私は、ドクエメットさんの感覚に近いものを持っています。
高校で英語を教えているのですが、派生語や、関連のある単語が自然に目に入るという点、同じ単語でも品詞や意味がさまざまあることを、ページを開いただけでわかるという点、例文もついでに読めるという点、つまり、一覧できるというのが、紙の辞書の優れている所だと思います。
電子辞書にはそれがありません。多くの生徒は、英単語の項目の最初の方の意味だけを見てメモし、それを文に当てはめても訳せない、と文句を言います。私は最後までスクロールダウンしてすべて読み、さらに「用例」のボタンを押して例文にあたり、自分で判断するように、と教えます。なるべく紙の辞書を持ってくるように、紙の辞書で予習をするように、と言います。親が買い与えてくれたらしい電子辞書を禁止にはしていません。しかし、この道具の弱点も知った上で、注意して正しい使い方をしないと、受験に打ち勝つまでの力がつかないと憂いています。
電子辞書は、多くの辞書が入っていて、軽いし、字も大きくできるので、私自身は持ち歩いて便利に使っていますが、英語力の足腰を鍛える時期の学習用にはどうなのか?と疑問です。教室で当てられた時に、パパッと引いて、誤魔化せるから使っているだけのような生徒もいますが、こんなのは論外と笑って済ませていいのか?疑問です。紙の辞書をめくる内に、一直線に目指す単語に行かずに、寄り道して余計なことを覚えたりしながら、じっくり机に向かって自分で考えて勉強することの楽しさ、苦しさが、消えて行っているのでなければよいが、と思うこの頃です。
蛇足ですが、既に基礎力がついていて、大学受験勉強を本格的に始める高校3年初め頃からなら、膨大な量の問題を解くにあたって、特殊な単語の電子辞書でのすばやい意味確認は、助けになると思っています。広辞苑はもちろん、古語や日本史、世界史、理科の科目などの辞書も入っているものがあり、大学受験生には優れものだと思います。時間との闘いになりますから。自分自身の子供にも、このやり方をさせましたが、よかったようです。

| pocopoco | 2009/07/28 01:24 | URL | ≫ EDIT

pocopocoさん

貴重なご意見ありがとうございます。

この記事の後日談になりますが、結局我が家では
子どもに紙の辞典と国語辞典の両方を与えました。

約1年が経過しましたが、親の心配をよそに
子どもは子どもなりに、しっかりと使い分けて両方を
活用しているのが現状です。

紙の辞書→本を読むように
電子辞書→ネット検索するように

特に教えてもいないのに、その良さを嗅ぎ分けて
使っているようです。子どもの能力も侮れませんね。

| ikadoku | 2009/07/28 07:43 | URL |

お返事ありがとうございます

だいぶ時期を外した長文を読んでいただき、恐縮です。
お嬢さんの場合は、小学校2年生、と非常にお若いので、予習を怠けてやろう、などという動機はなく、純粋な知識欲、好奇心で、電子辞書や紙の辞書に向かっていらっしゃるのがいいですね。身体で両者の良さを吸収してるんですね、きっと。
幼い頃から、電子辞書やネット検索が当たり前の世代にとっては、逆に、「英語学習にはこれ!」と、中学、高校で紙の英和辞典が存在感を持ったりすることが起こり得るのだろうか?と夢想しています。
ただ、どんなにいいものでも、採算がとれなくなると、淘汰されてしまうでしょうから、心配です。世の中の親御さんたちに、「便利な電子辞書とは別に、英語学習には紙の英和辞典が一番!」と、粘り強く布教(!)して回らなければならないのかもしれません。
いや、それとも、小さく折り畳めて大きく開ける、一覧性に優れた超ハイテク薄型軽量電子辞書が開発されて、すべてを解決していたりして・・・

| pocopoco | 2009/07/28 21:10 | URL | ≫ EDIT

pocopocoさん

返事が遅くなって申し訳ありません。

「採算がとれなくなると、淘汰されてしまう」というのは
辞書に限らず起こりえることですね。

心配はごもっともです。

一端衰退した後、一巡して螺旋階段を上がるようにして、
機能が強化されて復活するものもありますから、
紙の辞書にしても、電子辞書にしてもそういった進化を
今後辿る可能性が残されているかもしれません。



| ikadoku | 2009/08/06 18:40 | URL |















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