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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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すぐやる! 「行動力」を高める"科学的な"方法

満足度★★★
付箋数:22

あなたは、次のような経験はありませんか?

 ・「テレビを見よう」と思っていたわけでは
  ないのに、帰宅したら習慣的にテレビを
  つけてしまい、そのままテレビタイムに突入した。

 ・つい手に取ったスマホでSNSを見たら、
  けっこうな時間が過ぎてしまった。

 ・仕事中にパソコン画面を見たら気になる
  ニュースがあって、つい読みふけってしまった。

本当はやるべきことがあるのに、
つい別のことをしてしまっていて、
気がついたら、かなりの時間が過ぎていたことは、
よくあることです。

この原因は、脳が「別のものを見てしまった」
ことにあります。

脳は目から入った情報に、最も大きな影響を
受けます。

テレビやスマホ、パソコンを一度、
脳に見せてしまうと、もう逆らえません。

これは、「依存症」とよく似ていて、
アルコール依存症から、なかなか抜けられない
人が、「少しだけのつもりだった」と言うのと
同じです。

視覚がもたらす作用も、「一度飲んだら
やめられない」のと根本的には同じで、
「一度見てしまったら」やめられなくなります。

脳が一度見てしまうと、依存症と同じ現象が
脳内で起こっていまうようです。

更に、もう1つ厄介なことがあります。

意思の力だけで、「やってはいけないこと」
をやめようとすると、私たちの脳は逆に、
やめられなくなってしまうのです。

やってはいけないことをやってしまうと、
一般的に「罪悪感」を抱きます。

罪悪感を抱くと、脳内の両側内側前頭葉
という部位が活性化します。

この部位には、期待感を高めるドーパミンを
キャッチする受容体が多く分布しているため、
期待感が高まります。

つまり、やってはいけないことをやって、
罪悪感を抱けば抱くほど、脳は高い満足感を
得てしまい、余計にやめられなくなるのです。

この脳の仕組みさえ分かってしまえば、
解決することはそれほど難しくないようです。

最初のテレビをダラダラ見てしまう例では、
デーブルの上でリモコンを見てしまわないよう
すればいいのです。

やるべきことは、テレビのリモコンを置く場所を
1ヶ所に決めて、ソファやテーブルの上に置かず、
必ずリモコン置き場に戻すようにすること。

こうすることで、もしテレビをつけようと、
リモコンを取りに行ったとしても、
「自分はこれからテレビを見ようとしている」
と自覚が芽生え、無意識に突入していた
テレビタイムから抜け出すことができるのです。

本書は、リハビリテーション専門の作業療法士、
菅原洋平さんが、脳と体の仕組みから、
「すぐやらない人」を「すぐやる人」に変える
コツを伝える本です。

菅原さんの本来の仕事は、脳に損傷を負った
人たちを、リハビリテーションによって
自分らしい生活を取り戻す手助けをすることです。

本書では、その知識や経験を、脳に損傷のない
私たちが、どうすれば自身のパフォーマンスを
上げられるかに応用しています。

  「自分を “私はやることをあと回しにするタイプ”
   “私は切羽詰まらないとやらないタイプ” などど
  捉えているなら、その認識は今すぐ捨ててください。
   “やることをあと回しにするタイプ”
   “切羽詰まらないとやらないタイプ” など
  ありません。ただあなたが自分の脳に、
   “すぐやらない” ための情報を与えているだけ。」

本書では、「やる気」や「忙しさ」に関係なく
「やるべきことにすぐ取りかかる」方法を
8つの切り口から、わかりやすく解説します。

この本から何を活かすか?

菅原さんは、仕事が忙しくなってしまい、
目標としていた資格試験の勉強をする時間が
取れなくなってしまった人に、次のように
アドバイスしました。

  「帰宅したら鞄から参考書とノートを出して、
  1行目に日付を書く。日付を書いたあとは、
  自由にダラダラしても構わない。」

このアドバイスを受けた方は、
「それくらいならできそう」と言って始め、
実際に仕事が忙しくても毎日30分程度は
勉強時間が取れるようになったそうです。

このスモールステップ化は参考にしたいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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