活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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最強の働き方

満足度★★★★
付箋数:28

  「勉強ができるかどうかを示すIQと、
  一流の仕事ができるかどうかを示す
   “仕事のIQ” は種類が違う」

本書は、このコンセプトをベースに書かれた本。

学歴やIQとは関係なく仕事能力を強化できる、
「自分ならではの最強の働き方」を示します。

著者は、『一流の育て方』や『世界中のエリートの
働き方を1冊にまとめてみた
』の2冊が
ベストセラーになったムーギー・キムさん。

本書の目的は、「自分が選んだ道で、
最高水準の仕事をする」ことです。

自分にとって最高水準の仕事をするための
行動指針を「基本」、「自己管理」、「心構え」、
「リーダーシップ」、「自己実現」の5つの視点から、
77ヶ条の教訓としてまとめています。

キムさんは、次の3点を本書の特徴として
挙げています。

 【特徴1】世界中で怒られ、説教され、感心して
     わかった一流の基本

キムさんは、これまでプライベート・エクイティ、
公開株資産運用、コンサルティング、投資銀行
などの仕事をしてきました。

  「 “世界中で一番怒られたのは私だな” という
  妙な自信と、 “俺は凄くないが、同僚は
  それにしても凄いな” という感動から、
  自分が怒られたこと、そして凄すぎる
  部下・同僚からの教訓を書こうと思ったのです。」

1つ目の特徴は、キムさんが、世界標準で仕事の
できる一流のプロフェッショナルたちから
怒られ説教されてきたことや、尊敬する同僚の
生き様をまとめていることです。

 【特徴2】「雲の上の理想」ではなく「坂の上の
     現実」

2つ目の特徴は、遠いい未来の浮世離れした
トップリーダーの精神論ではなく、すぐに実行に
移せる具体的な目標とアクションプランとして
読めること。

自分に関係が深い内容を、キャリアステージに
合わせて読めるようまとめられています。

 【特徴3】誰でも実践できる内容ばかり

3つ目の特徴は、「誰でも実践できる」という
「汎用性・実践性の高さ」です。

働く職場が、大企業でも中小企業でも当てはまる
具体的な実践論としてまとめられています。

  「個人の特殊な能力や特殊な業態に根差した
  仕事術を書いても、 “ふーん、凄いですね” 
  で終わってしまう。
   “マッキンゼーはこうしている” 
   “ハーバード流はこうだ” といわれても、
  食傷気味の人も多いのではないか。
  多くの読者の方にとって行動に移せるポイントが
  なければ、役に立つ行動指針とはいえない。」

キムさんは、何でもかんでも「マッキンゼー」と
ありがたがる風潮には批判的。

  「よく資料のつくり方といって
  “マッキンゼーでは資料をこうつくる”
  などといった、たいそうな本が出ているが、
  マッキンゼーを笠に着て何でもかんでも売る
  販売競争は、そろそろやめなければならない。」

こういった、シニカルな視点を持ちながら、
適度なユーモアを交えて、本書は書かれています。

楽しく読めるように「読みやすさ」にも
徹底的にこだわっていて、ビジネス書としては、
高いエンターテイメント性を備えています。

各章で述べたことを、章末にポイントとして
まとめている本は多いですが、
本書のように、そこでもう一笑いできる本は
なかなかありません。

本書は、間違いなく買って損のない一冊として
オススメできる本です。

この本から何を活かすか?

本書は、この記事を書いている2016年8月25日の
4時現在、アマゾンの「ビジネス・経済」の売れ筋
ランキング部門で1位となっていました。

本書を数ページでも読むと、どのページからも
サービス精神が溢れていて、ベストセラーで1位に
なるのも非常によくわかります。

第1章の「一流の道は一流の基本から」の中で、
「資料づくりも、神は “細部” に宿る」ことが
挙げられていましたが、本書も徹底的に
細部までこだわって書かれていることが
よくわかります。

カバーの裏にも、ユーモアに富んだ文章が
したためられているのは、驚きです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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