活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ビジネススキル大全

満足度★★★
付箋数:22

  「ビジネスパーソン必修のスキルを世界中の
  ビジネス書から抽出し、一冊の本にまとめて
  みましたが、いかがでしょうか?
  本書は、著者の立場からすると予想通り、
  大変手間と時間のかかるものでした。
  私は、これまで50冊近い本を書いてきましたが、
  普通の書籍の何倍も時間がかかりました。」

本書は、藤井孝一さんがこれまで読んできた
1万冊以上のビジネス書の中から、
40冊を厳選してそのエッセンスをまとめた本です。

藤井さんは、5万人以上に読まれている
メルマガを発行し、3万人のビジネスパーソンと
出会ってきたビジネススキルの専門家。

そんな藤井さんが、ビジネス書の名著で
扱われてる「ビジネススキル」に的を絞って、
本書で解説します。

本書で紹介されているビジネススキルは、
どんな会社で働いていても、どんな業種で
働いていても使える、ポータブルスキルです。

藤井さんは、次の3つの基準で40のスキルに
厳選したそうです。

1つ目の基準は、「主要な」スキルであること。

  「仕事を進めるうえで、土台となるような
  スキルを厳選しました。そのほうが、より大きな
  成果につながると思うからです。また、汎用性が
  高く、長く使えると考えたからです。」

2つ目の基準は、「長い時間のなかで揉まれた」
スキルであること。

  「発刊から数年以上を経た古典からスキルを
  抽出しました。また、できるだけ原典にあたる
  ことにしました。長い時間を経て今も残っている
  ということに価値があると思うからです。」

3つ目の基準は、「3万人以上のビジネスパーソン
と出会い、アドバイスに役立った」スキル。

  「これまでにセミナーやイベントでたくさんの
  ビジネスパーソンと出会い、時には相談に乗って
  きました。そのとき、本当に役立てていただける
  ものだけを厳選しました。」

私は藤井さんほどではありませんが、
これまで5千冊以上のビジネス書を読んでいます。

その私の目から見ても、「この分野では、
やっぱりこの本」と思える本が選ばれていました。

と言っても、私も本書の40冊全てを読んでいる
わけではなく、4冊の未読本が含まれていました。

そして、私もすでに読んでいる本については、
藤井さんがそのスキルを実際に仕事でどのように
使っているかの実例が参考になりました。

例えば、名著『考える技術・書く技術』で
紹介されている「ピラミッドストラクチャー」。

  「私はバーバラの理論をかなり単純化して
  活用しています。例えば、ピラミッド作りの
  6ステップを “読み手の立場になって疑問を
  立てること”  “なぜは3回繰り返すこと” 
   “大項目、中項目、小項目とグループ分け
  すること” というふうに、簡略化して使って
  います。」

このピラミッドストラクチャーは、
私は、なかなか難しいスキルだと思っていて、
ピラミッド構造を作るには至らないことも
あると感じていました。

藤井さんは、それを自分なりに簡略化して、
その骨格だけを使っているようです。

スキルそのものを知りたければ、原書を読めば
いいわけですが、私にとっては藤井さんが、
それを実際にどのように使っているかを
知ることができた点が良かったですね。

本書は、特に好奇心旺盛な若手ビジネスパーソン
向けに書かれていますが、中堅以上の方でも、
改めてビジネススキルを見直す機会として
本書を利用できると感じました。

この本から何を活かすか?

  「(読んだビジネス書が)あまりにも自分の
  血肉になっていて、すっかり自分が考えだした
  ことだと思い込んでいたことが、実は、
  かつて読んだ書籍からの受け売りだったことを
  知って、驚いたり、恥ずかしい思いをしたりも
  しました。」

本書の中で藤井さんは、ビジネスパーソンの
3種の神器は「英語」「会計」「IT」だと思うと
述べています。

この考えもひよっとすると、20年位前に
大前研一さんが同じことを主張していたことに、
影響を受け、自分の考えになっているのかも
しれません。

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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