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塾でも教えてくれない 中学受験・国語のツボ

満足度:評価せず
付箋数:20

著者の小川大介さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

個人的には、5年位前に読みたかった本でした。

我が家には、1人娘がいて今年高校に入学しました。

さすがに、高校に入ってからは親が関与しなく
なりましたが、小学校から高校受験までは、
私が娘の勉強をみていました。

実は、私は大学生時代のアルバイトを含めると、
大手学習塾で10年以上教えていた経験があり、
教えることには、それなりにノウハウや自信が
ありました。

塾で教えていたのは小学生から高校生までの
数学でした。

娘は塾に行かず、私が主要5科目教えたわけですが、
一番困ったのが、国語の指導でした。

私自身、受験時代に駿台予備校の藤田修一さんの
大学入試現代文要説』などで勉強しましたが、
これといって国語の指導ノウハウがなかったからです。

娘の国語を指導するにあたり、私が頼りにしたのが、
出口汪さんの『出口汪の新日本語トレーニング』の
シリーズでした。

このシリーズはとてもわかりやすく、
娘も国語が苦手になることなく、無事高校に
入学することができました。

しかし、私の中には、国語を教えたときの、
スッキリしない、モヤモヤしたものが
ずっと残っていました。

今は国語の指導方法を必要としていないので、
本書の満足度は、「評価せず」としていましたが、
本書は私のモヤモヤを解消する、
非常に腹落ちする内容でした。

漢字の書き取り意外、国語の勉強方法が
わからない方とその親御さんは必読の書です。

タイトルは「中学受験」となっていますが、
小学生に限らず、国語の得点力を高めるベースを
作ることができる本だと思います。

  「国語の点数は伸ばしにくい、センスだ、などど
  いうのは大きな誤解です。きちんとしたセオリーを
  理解して取り組めば、誰でも必ず点数は伸びます。
  そのセオリーに、それまで日常的に積み上げた
  知識や読書経験などが加わり、点数に上乗せ
  されていくのです。中学受験をしない場合でも、
  そのセオリーを知っておけば日常生活においても、
  高校・大学受験においても、それどころかその後の
  社会生活においても強い武器になります。
   “受験国語の攻略” とは “論理力・問題解決能力
  の養成” にほかならないからです。」

国語という教科には、ずいぶん誤解があるようです。

本書の「はじめに」では、国語についての疑問を
整理するとろから説明を始めています。

  疑問1 国語以外の科目を解くためにも
     国語力は必要である
  答え ◯

  疑問2 読書が好きなら国語も得意になる
  答え △

  疑問3 国語の才能は努力より「センス」だ
  答え ×

  疑問4 国語は塾に行っても伸びにくい
  答え △

  疑問5 国語が得意な子は「文系」で、
     算数が得意な子は「理系」
  答え ×

確か、国語には理系脳(論理力)が必要であるこを
出口汪さんも言っていたと思います。

「日本語が話せる」=「国語ができる」では
ありません。

本書で小川さんは、国語力の核となる
「論理力」、「感情理解力」、「語彙力」を中心に、
その伸ばし方を解説します。

返す返すも、本書は子どもが小学生のうちに、
読んでおきたかった・・・・。

この本から何を活かすか?

実は、国語は親が手伝える余地のある教科です。

なぜなら、「読むこと」に関しては、
大人になるまでの体験や知識、大人としての
判断力が生きる部分が多いからです。

本書で小川さんは、国語力を伸ばすために
親が家庭でできる「応援」を2つ挙げています。

1つ目は、文章を一緒に読んであげること。

長距離走で伴走するように、内容を押さえながら
最後まで読み切る感覚を味あわせてあげます。

2つ目は、記述問題の答え合わせを手伝うこと。

プロのように教えられなくても、
設問と模範解答を見比べて、子どもの回答を点検し、
何が押さえられていて、何が欠けているかを
話してあげるといいようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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