2007.06.08 Fri
東大式ビジネス文章術

東大式ビジネス文章術
中田 亨 (2007/01)
朝日新聞社出版局
満足度★★★
この本、きっと売れていません。少なくともアマゾンでは。
アマゾンでの商品説明は、ごく簡単にしか書かれていませんし、
レビューは今のところ1件のみ。しかも辛口。
定価も送料無料となる1,500円に満たない設定。これも残念ですね。
さて、そんな本書は、
ビジネス文章の書き方を、論理的に解説する本です。
いわゆる、「テクニカル・ライティング」というやつです。
本書の中核となる文章構造の組み立て方や、推敲方法などは、
なるほど、こやってやるのかと納得できるところが多くあります。
しかし、その他の内容が、かなり盛りだくさんのため、
ちょっと、消化不良になるかもしれません。
文章の書き方意外に
「アイディア発想法」、「アイディア実証の方法論」、「プレゼンの仕方」、
果ては「仕事ノートの使い方」まで、言及されています。
ちょっと、欲張りすぎかもしれませんね。
著者の中田さんは東大出身の工学博士。
もとはと言えば、中田さんが「(理系の)卒論の書き方」をweb上で公開。
それをベースに、アレンジ・加筆したのが、本書「ビジネス文書術」です。
この本から何を活かすか?さて、いろいろテンコ盛りの本書から、
私は「サウンディング・ボード」という技術をを使ってみます。
もともとは音響反射板のことらしいのすが、
漠然としたアイディアを、文章形式に当てはめる時に有効のようです。
やり方は簡単。
誰かにサウンディング・ボード役になってもらう。
自分の固まっていないアイディアをその人話し、
「それって必要なの?」「なぜ?」「それからどうなるの?」「本当に?」
といった定型の質問を、ひたすら反射してもらう。
オキマリの質問を繰り返すだけなので、サウンディング・ボード役の人に
深い知識や、頭の回転の速さは必要ないようです。
ということで、我が家の、サウンディング・ボードに小学1年の娘を任命。
これがけっこう手強い!
May the reading be with you!
| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 10:32 | comments:3 | trackbacks:3 | TOP↑






コメントありがとうございました。
同感です。Webの「卒論」の完成度に比べると、どうしても詰め込みすぎ感がありますよね。編集者の方の経験不足かもしれません。次回作に期待します。
| Light Staff | 2007/06/08 23:01 | URL | ≫ EDIT