活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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1秒で「気がきく人」がうまくいく

満足度★★★
付箋数:20

  「私は、ANAの客室乗務員として、12年間在籍し、
  地球370周分、500万人以上のお客様のご対応を
  させていただきました。(中略)
  その業界で、ダントツの成果を上げている方々に
  共通していたのは、ほんの一瞬、ほんの “1秒” 
  という短い時間の中で判断をくだし、
  非常に “気がきく習慣” を、いつも実行されて
  いるということです。」

本書は、1秒で「気がきく人」になるために
必要な「38の習慣」をまとめた本です。

著者は、前著『100%好かれる1%の習慣』が
好評だった、ホスピタリティー・マナー講師の
松澤萬紀さんです。

本書では、松澤さんがCA時代に出会った、
あるいは引退してマナー講師を始めてから出会った、
気持ちのよくなる人々の事例が紹介されています。

その中で、私が気になったのは、
次の2人のエピソードです。

1人目は、東京スバル株式会社の下川良一社長。

下川さんは、「別け隔てなく話しかける方」で、
フロントにも、営業スタッフにも、メカニックにも
声をかけるそうです。

話しかける時、に下川さんが心がけているのが、
「和顔愛語(わげんあいご)」の姿勢。

「和顔」とは、和やかな顔、穏やかな顔のことです。

「愛語」とは、思いやりのある話し方で、
人に接することです。

江戸時代の名僧、良寛和尚は「和顔愛語」を
実践し、「私の口から出てくる言葉は、
人の心を励まし、勇気づけ、あたたかくする
贈り物でありたい」と考えていました。

下川さんも、同じように考え、「社員を思う
あたたかい気持ち」を自分の言葉に乗せて、
社員に接しているようです。

もう1人は、SMAPの木村拓哉さん。

松澤さんが友人のCAたちに、
「印象に残っている芸能人は誰だったか?」
を聞いてみたところ、多くの方が挙げたのが、
木村さんでした。

その理由は、「飛行機に乗ってきたときから、
降りるときまで、 “100%キムタク” だったから」。

フライト中はプライベートな時間なので、
リラックスしてくつろぐ芸能人の方が多い中、
木村さんは、一睡もせず、だらしない格好も
見せず、凛として、空の上でも「木村拓哉のまま」
だったそうです。

そんな木村さんは、あるラジオ番組で、
「いつも忙しいから疲れることも多いでしょう?」
と質問されました。

その時の木村さんの答えがまたカッコいい。

  「いえ、手を抜くほうが疲れますから」

松澤さんは、こんな木村さんに対して、
次のように解説しています。

  「木村拓哉さんも、最初から “100%キムタク” 
  だったわけではないと思います。
   “こうなりたい”  “こうあるべき” という
  イメージを持ち続けた結果として、
    “100%キムタク” ができあがったのでは
  ないでしょうか。」

この木村さんのエピソードは、「気づかい」とは
ちょっと違い、プロとしての心持ちの話ですが、
本書で紹介される、気づかいの達人たちの
エピソードは、良い人間関係を築くために、
参考になりそうです。

 第1章 「1秒の気づかい」で人間関係がよくなる
 第2章 あなたも「チャンスがやってくる人」
    になれる
 第3章 気がきく人の「1秒の習慣」を身につける
 第4章 人生を劇的に変える「言葉」の魔法
 第5章 「行動を起こす」ことで、すべてが
    変わりだす

この本から何を活かすか?

あなたは、「靴下の替え」を持ち歩いていますか?

20~50代の男女に「お座敷や新幹線、車など、
靴を脱ぐこともある場で、自分や他人の足のニオイ
が気になったことはありますか?」という質問を
したところ、87%の人が「ある」と答えたそうです。

目に見えないところでの、気づかいが大事。

松澤さんは、ビジネスマナー研修の中で、
「替えの靴下や携帯用スリッパを持参する」
ことを勧めているそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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