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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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一瞬で心をつかむ文章術

満足度★★★
付箋数:20

素早く、心をつかむ文章は、
どのようにしたら書くことができるのか?

本書は、『世界ふしぎ発見!』などの構成を
手がける人気放送作家、石田章洋さんが
教える文章術です。

そもそも、私たち人間には先天的に
「書く」能力は備わっていません。

人類はこれまでの何十万年の歴史の中で、
話す能力はずっと以前から身につけていましたが、
書くようになったのは、僅か5千年前のこと。

ですから、書く能力については後天的に
身につけなくてはならないのです。

しかし、石田さんは「たった1つのコツ」を
身につけるだけで、素早く、心をつかむ文章を
書けるようになると言います。

そのコツとは、「しっかり考えてから書き始める」
ことです。

実は、書くことが苦手だと思っている人ほど、
書く前に考える作業をしていません。

書く内容のアウトラインをあらかじめ考えて、
決めておけば、迷うことなく書けるのです。

では、文章を書くときに、前もって
考えておくべきことは何なのでしょうか?

まずは、「テーマ」です。

その文章の読者を想定して、
読者が興味を示しそうな「問い」を、
最初に立てる必要があります。

石田が担当する『世界ふしぎ発見!』を例にすると、
「スイスはなぜ、永世中立国になったのか?」とか、
「スイス・アルプスはなぜ、世界中の人々を
魅了するのか?」といった「問い」になります。

次に、この「問い」に答える材料を集め整理します。

材料集めでは、最初にインターネットで検索して、
「あたり」をつけます。

そこから問いに対する「仮説」を立てて、
書籍や新聞雑誌記事、レポートや白書といった
本格的な情報源で深く掘り下げて調べていきます。

石田さんは、こうして調べた材料を、情報の種類や
項目ごとに「付箋」にまとめます。

材料をノートに直接書かずに、付箋に書くのは、
構成を考える際に、何度でも順番を変えられるから。

そして、「序論→本論→結論」という三部構成の
フレームで文章のアウトラインを作ります。

序論は、最初に決めたテーマの問いかけです。

本論は、集めた材料をいくつかのパターンに沿って
並べ替えます。

石田さんが黄金パターンとして紹介するのは、
「時系列」、「現在・過去・未来」、
「大状況・中状況・小状況」、「PREP法」、
「ホールパート法」の5つです。

最後の結論では、最初の問に対して、
読者が納得できるようにすっきりまとめます。

この三部構成の中で、文章の7割~8割を
占めるのが本論の部分なので、ここのパートで
読者の興味を持続させるための、6つのコツが
紹介されていました。

 1. 最後まで読ませる文章は「のど越し」がいい!
 2. 最後まで読ませる文章は「リズム」がいい!
 3. 最後まで読ませる文章は「飽きさせない」!
 4. 最後まで読ませる文章は「描写」で
  イメージできる
 5. 最後まで読ませる文章は「言葉を強調している」
 6. 最後まで読ませる文章は「?→!」の繰り返し

この記事の中では、細かなテクニックまでは
紹介できませんでしたが、本書にはこれまで
石田さんが四半世紀以上にわたり、ライターや
放送作家として培ってきたモノ書きとしての
ノウハウが詰め込まれています。

本書は、文章を書くことに悩んでる人には、
手助けになる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「多くの人が “黙読” で推敲していますが、
  効率がいいのは “声に出して読んでみる”
  いわゆる “音読推敲” です。
  読みやすい文章は、リズムのある文章です。
  リズムは耳で感じるのは一番ですから、プロの
  文筆家の多くが “音読推敲” を行っています。」

私も、このブログは黙読で推敲していましたが、
今日か音読推敲をしてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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