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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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課長の「ほめ方」の教科書

満足度★★★
付箋数:22

左右社の樋口さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

あなたは、部下や同僚、または上司のことを
よく「ほめ」ていますか?

もし、直して欲しい所はいくらでもあるけれど、
ほめる所があまり見つからないと思ったなら、
それは「相手をよく見ていない」証拠です。

相手を見ている時間も短いですし、
ちょっとした表情や仕草も見逃しているはずです。

そもそも相手に対して、関心が薄のかもしれません。

関心をもたなければ、その人の良さを
見つけることはできず、ほめることはできません。

また、部下をほめると調子にのってしまうので、
ほめることを意識的にセーブしている人も
いるかもしれません。

しかし、部下に直して欲しい所があるなら、
まずは素直に話を聞いてもらえる人間関係を
作らなければなりません。

単に会社の上司と部下という立場だけで、
注意を与えてしまうと、その場では言うことを
聞いたように見えても、本当は納得していないめ、
根本的に直らないことがあります。

こういう場合は、相手の良いところは認めて、
しっかりとほめて、良好な人間関係を作っておくと、
相手も「この人の言うことなら聞こう」という
態勢になるのです。

本書は、心理カウンセラー船見敏子さんによる
「ほめ方」の教科書。

「ほめる」ことの大切さをテーマにした本は、
すでにたくさん出ていますが、それでもあえて
船見さんはこのテーマを選びました。

それは、日々のメンタルヘルス研修や
カウンセリングの中で、「日本の職場には
まだまだほめ方が足りない」と痛感したからです。

  「課長が部下をほめると、部下の自信が高まり、
  自信をもった部下は、やる気になり、ほかの人を
  ほめるよになります。メンバーみんながそのような
  状態になれば、職場がより活性化し、より仕事が
  しやすい環境になります。言いたいことも
  言いやすくなり、ストレスも減っていき、
  不調者が出にくくなります。そして、生産性も
  上がっていく。このような “プラスの連鎖” が
  生まれていくのです。」

タイトルに「課長の」と入っているのは、
日本の職場においては、課長が要だからです。

本書でも、課長が「ほめ」ることを中心に
書かれていますが、実際はどんな立場の人が
読んでも参考になる本だと思います。

個人的に参考になったのは、
初対面の人に対する「ほめ方」です。

私はこれまで、初めて会って言葉を交わす人を、
いきなりほめるのには、少し躊躇がありました。

しかし、初対面だからこそ、
相手から感じた良い印象を素直に伝えた方が、
相手の心にも残るようです。

  「とてもきちっとしていらっしゃいまして、
  誠実そうだなと感じています」

  「笑顔がはつらつとしていて、快活な方だと
  お見受けします。何かスポーツをやって
  いらっしゃすんですか? ラグビーとか?」

このように、感じたことを伝えるのがポイント。

また、名刺は「ほめるネタ」の宝庫なので、
もらったらよく見て、ほめる習慣をつけると
いいようです。

本書には、「すぐに効果が出る18のほめ方」、
「ほめ下手な方向けのほめワーク」、
「50音順 ほめ言葉辞典」など、
かなり充実した「ほめ」ノウハウが満載です。

自分は「ほめるのが苦手だな」という意識が
ある方には、ちょうど良い本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「最初のワークは、自分をほめること!
  まずはこれを徹底的に練習しましょう。
  毎日最低1回、自分をほめることを自分に
  課してください。」

本書の「ほめワーク」では自分をほめて、
ほめ慣れすることから、徐々にステップアップ
していきます。

私も「今日も早起きできたこと」、
そして「ブログ記事をアップしたこと」で
自分をほめたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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