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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ことばセラピー

満足度★★★
付箋数:20

さくら舎さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「ひとつずつ名言を書いていくにつれ、
  ことばで笑顔になった方々のことが鮮やかに
  よみがえります。つくづく、ことばの力は
  すごいなあと改めて実感させられました。
  診療室にやってきた方に語りかけると、
  私の耳から私の脳に名言が入ってきます。
  もちろん診察にいらした方の助けにはなった
  のでしょうが、この弱い私も幾度となく
  勇気づけられて幸せになりました。」

「ことば」は他人を癒やすだけでなく、
「ことば」を発した本人をも勇気づける
効果がある。

たかが「ことば」、されど「ことば」。

本書は、精神科医である上月英樹さんが、
日々診療に取り入れ、効果をつかんでいる
「ことば」を選んで紹介した本です。

古今東西、有名な方からそうでない方まで、
120以上のことばを集めた名言集。

上月さん自身、これまでの人生は、
挫折、不安、悩みの連続だったといいます。

内向的で過敏だった上月さんは、
小学校低学年のあるころから、
人前で話すことができなくなりました。

無理に人前で話そうとすると、激しい震えを
発したり、吃音になってしまうなどの
社交不安障害を抱えていました。

緊張しないように努力をしようとすれば
するほど、さらに症状は悪化したそうです。

それから上月さんは、心理学や自己啓発書など
ひたすら本を読むようになりました。

医師を志した理由も、心や精神を客観的に究め、
自分の症状を克服したいという気持ちから
だったと振り返っています。

上月さんの人生を支えてきた「ことば」は、
精神科医になってからは、多くの悩める人たちを
救ってきました。

本書では、たったひとことで気持ちが楽になったり、
気持ちを前向きにしてくれる、治療の効果ある
名言を5つのカテゴリーに分けて紹介します。

  深呼吸セラピー、出直しセラピー、逆転セラピー、
  脱力セラピー、よりみちセラピー

では、本書の中から、私に刺さった「ことば」を
いくつか紹介します。(以下、敬称略)

  「最高の名誉とは、失敗しないことではない。
  失敗するたび、何度でも立ち上がることにある」
   ― ラルフ・ワルド・エマーソン

これに類する名言はたくさんあり、
スポーツ選手の多くも、失敗するたびに、
立ち上がることの重要性を説いています。

  「したことの後悔は、日に日に小さくする
  ことが出来る。していないことの後悔は、
  日に日に大きくなる」 ― 林真理子

後悔には、やってしまった後悔と
やらなかった後悔の2種類があります。

同じ後悔するのでも、その後の人生の糧に
なるのは、やったことの後悔です。

  「顔とか、運動神経とか、センスとか、
  才能とか、そういうので負けるのはいい。
  それは自分で選べるものじゃないから。
  でも、行動は、行動することだけは、
  決して、誰にも負けてはならない。
  なぜなら、それを “する” か “しない” かは、
  自分で選べるのだから。
  震えが止まらない足は ― 震えたままでいい。
  一歩、前へ」 ― 水野敬也

これは『「美女と野獣」の野獣になる方法
のラストから。

私も大好きな本の一冊です。

「震えたままでいい」のフレーズは、
診療室にやってきた方の背中を
後押しするパワーがあるようです。

この本から何を活かすか?

私は本書から、次のことばを
実践しようと思いました。

  「日記の初めの一行に、
   “今日もいい一日だった”
  と書いてしまうのだ」 ― 保坂隆

かなり強烈な暗示効果を発揮する日記の書き方。

まず、今日はいい一日だったと最初に書くと、
その日の良かったことを探して、安堵するように
なるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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