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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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相手を変える習慣力

満足度★★★
付箋数:22

2015年11月に刊行した『自分を変える習慣力
が好評だった、メンタルコーチの三浦将さん。

第2弾の本書で、変えるのは「相手」です。

  ・部下にもっと成長して欲しい
  ・自分で考えて行動できるようになって欲しい
  ・何を考えているか、もっと本音を言って欲しい
  ・子どもがもっと勉強するようになって欲しい

仕事でも家庭でも、目の前の人に変わって欲しい
と思う場面はたくさんあります。

しかし、相手を変えようといろいろ試しても、
一向に相手の態度や考え方は変わりません。

むしろ、変えようとすればするほど、
相手は反発して、態度を硬直させてしまいます。

実は、相手を変えたいのであれば、
最も大切なことは、相手を変えようとしない
ことなのです。

なぜなら、相手を変えようとする気持ちは、
相手にダメ出しをする気持ちだからです。

仮に、あなたにそんな気がなくても、
相手はダメ出しされたと受け取ります。

ダメ出しされた部分に自覚があったとしても、
それを他人から指摘されると、
素直に受け取ることはできないものです。

では、どうしたら相手を変えられるのでしょうか?

  「まず、相手を承認するのです。
  相手を変えようと必死になる前に、
  相手の存在そのもの、そして可能性を承認する。
  ここが何よりも大事です。 “君は、今はたまたま
  こういう状態だけど、君の本質は可能性に
  溢れている” というような見方です。」

ここで大切なのは、相手の無意識のうちに
拒否しないよう、つまり潜在意識が抵抗しない
ように働きかけることです。

潜在意識が、あなたのことを「安全な存在」と
認めることによって、はじめてあなたの言っている
ことを受け入れられるようになるのです。

本書では、「潜在意識」を味方につける
「習慣化」によって、無理なく「相手を変える力」
を身につけます。

本書で三浦さんが伝えるポイントは3つあります。

  1. 人は、相手を変えるために何が必要かについて、
   多くの思い違いをしている

  2. 目の前の相手をかえるには、相手の潜在意識に
   どう働きかけるかが重要

  3. 相手を変える習慣を身に付けることは、
   あなた自身の自己肯定感をも高めてくれる

相手を変える力が身に付くと、自分自身にも
望ましい変化がもたらされるということです。

本書では、相手を変えるため、いきなり相手に
働きかけることから始めません。

最初にするのは、自分自身の習慣を変えること。

自分さえ変えることができなければ、
他人である相手を変えることなどできないのです。

自分が変われば、相手の潜在意識に少しずつ
影響を与えることができるようになります。

それが、最終的に相手を望ましい方向に
変化させることにつながります。

本書には、自然と「相手を変えるための」
メンタルコーチングのメカニズムや
アドラー心理学、そして三浦さんのプロとしての
経験が詰め込まれています。

実際の会話例も多く紹介されていますから、
真似して実践しやすい本だと思います。

 プロローグ 相手を変える習慣力
 Chapter1 相手を変える力についての思い込み
 Chapter2 相手の戦時意識に働きかける
 Chapter3 大事なことはスキルではなく承認すること
 Chapter4 相手を変えることができる人
 Chapter5 習慣化の技術
 Chapter6 “できる” から “やっている” に変える対話術

この本から何を活かすか?

本書では、相手を変える前に自分を変えますが、
その中で大切なのが、自分自身を承認することです。

自分自身を承認して、勇気づけることが増えると、
自分の潜在力を発揮することができるのです。

ですから、自分自身へもダメ出しはしない方がいい。

自分へのダメ出しは、自分の夢を打ち砕く
ドリームキラーになってしまうのです。

ここで重要なのが、失敗に対して反省することと、
ダメ出しすることは違うということです。

態度や行動レベルにはしっかりと反省して、
自分の可能性や存在自体を否定するような
ダメ出しはしないように、しっかりと区別する
必要があります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 組織・社内教育・コーチング | 06:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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