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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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バイトを大事にする飲食店は必ず繁盛する リピーター獲得論

満足度★★★
付箋数:21

飲食業界で、繁盛店と呼ばれる売上の基準を
ご存知でしょうか?

ひと月の売上が、1坪20万円の売上で繁盛店と
呼ばれるそうです。

そんな業界においてエー・ピーカンパニーが経営する
居酒屋「宮崎県日南市塚田農場錦糸町店」は、
雑居ビルの中空階にあるも関わらず、
ひと月1坪35万円もの売上を何年も続けています。

50坪105席の店の年商は2億円以上。

「チェーン店なのに、待ってでも入りたい店」
と言われ、『ガイアの夜明け』や
『カンブリア宮殿』でも取り上げられました。

この錦糸町店だけが特別なのではなく、
居酒屋「塚田農場」のリピート率は平均で60%
にもなるそうです。

その人気の塚田農場を支えるのが、
「アルバイト」の従業員です。

  ・なぜ、塚田農場のアルバイトはやる気があるのか?
  ・アルバイトが楽しく自発的に働く理由は?
  ・どうしたら、アルバイトが辞めないのか?

テレビで取り上げられたため、
エー・ピーカンパニーにはこのような質問が
数多く寄せられました。

本書は、アルバイトのやる気を引き出して
躍進する、塚田農場の経営方法を明かす本。

著者は、エー・ピーカンパニー副社長の
大久保伸隆さん。

大久保さんは2007年4月に23歳で同社に入社し、
3ヶ月で塚田農場の店長になりました。

1年後に、先ほどの「錦糸町店」の新規立ち上げを
任され、同店を行列ができる繁盛店に育てました。

その後、2010年に事業部長、2011年に取締役、
2012年に常務取締役、2013年に東証一部に
上場してからは、副社長を務めています。

    「アルバイトは従業員であると同時に、お客さま
    である。そして、できるだけ多くのお客さまに
    感動してもらえる店をつくる。」

これが大久保さんが実践する繁盛店を作る秘訣です。

    「この本では、僕がどうやって従業員の満足度を
    上げたのか、また、具体的に何をやって
    リピート率を上げたのか。店長時代に編み出し、
    今も実践する、お客さまと従業員の両方の
    満足度を高める方法をすべてお伝えしたいと
    思います。」

塚田農場で、アルバイトのモチベーションを
上げている大きな要因は「リピート戦略」を
採用していることです。

通常、売上を上げ続けるには、できるだけ多くの
お客さまを呼び込み、たくさんのお金を使って
もらう努力をしなければなりません。

しかし、塚田農場が取り組んだのは、
目の前のお客さまを全力で感動させることでした。

料理と接客でお客さまの満足度を上げ、
再来店につなげることで、接客担当のアルバイトの
やりがいと売上の両方が上がります。

外で呼びこみをするのではなく、
来店しているお客さまに、いかに過ごしてもらい、
いかにお帰りいただくかをお客さま対応の
中心に据えたのです。

本書では、アルバイトを含めた従業員を育てる
マネジメント方法が紹介されていますが、
正直、ノウハウだけ真似ても、塚田農場と、
同じようにいかないと思います。

それを支える大久保さんのような、経営者側の
情熱があって、初めて機能する仕組みです。

本書は、大久保さんの熱い想いも伝わってくる
刺激的な一冊です。

この本から何を活かすか?

エー・ピーカンパニーでは、面接時に、
何のために働くのかをじっくり考えてもらい、
働く目的や人生の目標を重視する学生を
採用しています。

大久保さん自身は、「幸せになるため」に
働いているといいます。

仕事を通じて、人や世の中の役に立ち、
得たお金や経験や知識で、自分の周りの人を
幸せにするのが、大久保さんの目指す働き方。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経営・戦略 | 06:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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