活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ビル・ゲイツとやり合うために仕方なく英語を練習しました。

満足度★★★
付箋数:24

かつて、『日本人の9割に英語はいらない
という本を執筆した元日本マイクロソフト社長の
成毛眞さん。

ほとんどの日本人に「英語はいらない」
という考は変わりません。

本書は、英語がどうしても必要になった
「1割の日本人」に向けに書かれた本です。

そして、本書で解説されるのは英語の
「勉強法」ではなく、あくまで「練習法」です。

なぜなら、英語はビジネスをするための
「ツール」に過ぎないからです。

成毛さんは、大学卒業後、自動車部品メーカーに、
勤めていましたが、雑誌を作ってみたいと思い、
アスキー出版へ転職しました。

しかし、転職した初日にその子会社である
「アスキー・マイクロソフト」への出向を
命じられます。

これが、後の日本マイクロソフト社です。

当時のアスキー・マイクロソフトは、
まだまだ小さな会社で、米国本社で会議があると、
入ったばかりの成毛さんが、出張しなければ
ならなかったそうです。

その本社で議論することになった相手が、
あのビル・ゲイツさんだったのです。

それまで英語が話せなかった成毛さんが、
転職して1週間で、突然、英語を使わざるを得ない
状況に陥ってしまったのです。

本書では、そんな追い詰められた成毛さんが
編み出した、効率的な英語練習法を紹介します。

  ・仕方なく英語を身につけなくてはならなくなった
  ・でも、英語に時間をかけたくない
  ・とはいえ、外国人はもとより、日本人の前でも
  臆せずに英語を話せるようになりたい

このような要望がある人にピッタリの本です。

本書で貫かれているのは、目標達成のために、
徹底的に「手抜き」の道を探ること。

ラクして目標に近づくために、何が必要で、
何が無駄かを見極め、コツコツとした努力を
しないために、どんな努力も惜しみません。

そんな成毛式英語練習法の極意は次の通りです。

 1.  “文法通り” にこだわらない
  フォーマルな場でなければ、日本人が日本語を
  話すときにも、文法通りに話してはいません。
  英語も文法にこだわり過ぎずに、中高6年間の
  蓄積で十分と考えます。

 2. それっぽく話したい
  必要なのは習った英語をそれっぽく話す練習。
  日本人らしい英語より、それっぽい英語のほうが、
  日本人の前でも堂々と話せます。

 3. なるべく暗記も減らしたい
  名詞を中心に一定の単語は覚えますが、
  あまり使い道のない単語は覚えません。
  使い回しのいい単語を使って、
  なんとか表現することを考えます。

ちなみに、それっぽく英語を話すためには、
「目標とする人」を決めて、その人のマネを
するのが一番です。

成毛さんがマネすることを決めたのは、
当時、最も英語で話す機会が多かった
ビル・ゲイツさんでした。

特に、具体的な目標人物が思い当たらない方は、
クリントン政権時代に副大統領だった
「アル・ゴアさんのような英語」を目指すのが
オススメのようです。

ゴアさんの英語は、変な癖がなく上品で、
講演などの映像が、Youtubeなどネット上に
多く残っていることがオススメのポイントです。

成毛さんが本書で教える練習法は極めて合理的。

特に、夏休みの宿題を8月31日から始めていた
切羽詰まったタイプの人とは相性がいい。

逆に、英語の勉強が好きで、英語を極めたい
という方には、本書は合いません。

この本から何を活かすか?

  「話したいことがあるとき、頭の中ですべき
  ことは “和英変換” でも “翻訳” でもありません。
   “統合” です。」

言いたいことを英語に直訳しようとすると、
単語が出てこなかたりして、歯がゆい思いをします。

言いたいことが英語で出てこないときには、
自分は何を言いたいのかを改めて頭の中で確認し、
知っている単語や表現を使って言い換えることを
成毛さんは「統合」と表現しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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