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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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思考のスイッチ

満足度★★★★
付箋数:25

良いアイデアを思いつく人や、思考が得意な人は、
そうでない人と、いったいなにが違うのか?

本書の著者、クリエイティブ・ディレクターで、
街角のクリエイティブ」の編集長、
西島知宏さんは、その違いは、「才能ではない」
と言います。

端的に言うと、良いアイデアを考え、
思考がうまい人は、「公式を知っている人」。

  「嘘のような本当の話ですが、これはまぎれも
  ない事実です。では、なぜ多くの人が “思考”
  を難しいと感じてしまうのでしょうか?
  答えは、ただ1つです。
   “公式を知らないから” 」

西島さんは、新卒で電通に入社して、
広告界の数々の賞を受賞して、
わずか4年で独立を果たしました。

その後も、クリエイティブな広告を生み続け、
さらに多くの賞を受賞しています。

西島さんが広告の世界で活躍できたのも、
才能ではなく、「自分の公式を生み出せたから」。

  「途方もない思考の時間のなかで、
  優れたアイディアに共通する法則を見つけ、
  トライ&エラーを繰り返し “思考11公式” 
  を作り出せたからなのです。」

アイディアに関しては、このブログでも
何度も引用している『アイデアのつくり方』の
中でのジェームス・W・ヤングさんの名言、
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ」
があります。

西島さんはこの言葉に出会い、あることに
気づきました。

  「すべてのアイディアがすでに
  存在しているもので成立しているのなら、
   “出会っていない可能性の高いもの” を
  見つけ出せばいいのではないか?」

既存の要素の「意外性のある組み合わせ」を
生み出すフレームが、本書で紹介されている
「思考11公式」なのです。

ちなみに、本書では、「新しいアイディアが
必要なもの」のことを「お題」と呼びます。

 1. 常識→非常識術
  「お題」の常識を書き出し、非常識に変え
  「お題」とくっつける

 2. ライバル接着術
  「お題」と真逆のモノ・コト・ヒトを書き出し、
  「お題」とくっつける

 3. 付属品接着術
  「お題」の近くにある付属品をを書き出し、
  「お題」とくっつける

 4. 限定術
  「お題」を地域、対象者、人数、時期、
  シチュエーションのいずれかで限定する

 5. 順番入れ替え術
  「お題」のベタな順番を並べ、順番を入れ替える

 6. 他社憑依術
  他者に憑依し、「お題」にアプローチする

 7. 鉄板モチーフ術
  「お題」と動物、赤ちゃん、女子高生、セクシー、
  恐怖、プロポーズ、結婚式を絡める

 8. ワールドレコード術
  「お題」にワールドレコード用語をくっつける

 9. ニュースコラボ術
  流行しているキーワードと「お題」をくっつける

 10. 著名フレーム利用術
  誰もが知っている著名なフレームを「お題」に
  当てはめる

 11. 4大欲求満たし術
  「お題」を食欲、睡眠欲、性欲、承認欲と
  結びつける

これらの公式は、ビジネスや就活、
あるいは恋愛の場で、どのように使用するか、
シチュエーション別に解説されています。

実際に使う場面がイメージできるので、
非常に実用性の高い本になっていると思います。

最近の思考術系の本の中では、
かなりオススメです。

この本から何を活かすか?

さらに思考する力をアップするために、
どんなつまらないことでも、
「自分が一番詳しいもの」を作るといいようです。

例えば、「すべてにそこそこ詳しいより、
誰よりもポケモンに詳しい」。

こういう人の方が、突き抜けたアイディアを
出せるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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