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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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最強の成功哲学書 世界史

満足度★★★
付箋数:22

  「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

これは、鉄血宰相と呼ばれたドイツ帝国の首相
オットー・ビスマルクさんの言葉。

  「洋の東西を問わず、古今を問わず、
  歴史にその名をとどめし偉人たちが口を揃えて
  言う言葉、それが “歴史に学べ” です。
  ここで注意すべきは “歴史を学べ” ではない、
  ということ。嘆かわしいことに、現在の学校教育
  の現場では、歴史(用語)を丸暗記させることに
  終始しています。」

このように嘆くのは、河合塾世界史講師で、
世界史ドットコムを主宰する神野正史さん。

神野さんは、世界史こそが、最強の成功哲学書
であると説きます。

この世に生を受けて、一度も失敗せずに
人生を全うした人は、ただのひとりもいません。

それは、歴史上で偉業を成し遂げた人物でも
同じことです。

どんな偉人でも、数多くの失敗を重ねた後に、
やっと成功しているのです。

私たちは人生において、自分が進む道で、
大きな岐路に立つことがあります。

どう考え、どう行動すべきなのか?

その答えは、誰も教えてくれません。

しかし、「歴史」の中には、必ずヒントがあります。

歴史を紐解けば、ありとあらゆる立場で、
ありとあらゆる状況において、
失敗と成功が繰り返されています。

偉人たちは、どのように行動して失敗したのか、
あるいは、どのように判断して成功したのか。

人生で判断に迷った時に、唯一、
進むべき道の手掛かりを示してくれるのが
歴史なのです。

本書は、世界史上の23人の偉人を取り上げ、
そこから15の人生訓をまとめた本です。

偉人たちが直面した試練をストーリーとして
追体験して、そこから教訓を得ることを
目指しています。

紹介される偉人(敬称略)は以下の通りです。

  ナポレオン・ボナパルト、劉備玄徳、
  ユスティニアヌス大帝、東郷平八郎、
  韓信、ハンニバル、オットー・ビスマルク、
  上杉謙信、ミルティアデス、昭襄王、
  フリードリヒ大王、フィリップ・ペタン、
  小モルトケ、ヘラクレイオス1世、
  メフィスト2世、豊臣秀吉、タフマーブス1世、
  徳川家康、賈ク文和、桜井規矩之左右、
  劉邦、島津義弘、孫武

一人物15ページ前後のストーリーの中で、
どのような失敗を重ね、どのような転機から
成功に至ったのかが紹介されています。

400ページを超える厚めの本ですが、
象徴的なエピソードを綴ったミニ偉人伝
でもあるので、読んでいて純粋に面白い。

頭から順に読まなくても、気になった人物から
読めば、知らず知らずのうちに、
歴史の魅力に引き込まれてしまいます。

ちなみに、私は原泰久さんのマンガ
キングダム』のファンなので、
昭襄王のパートから読み始めました。

本書を読むと、出来事を羅列した無味乾燥な
歴史から、人の血の通ったリアルな歴史へ
変わります。

受験勉強に役立つかどうかはわかりませんが、
少なくとも、高校時代に本書を読んでおけば、
世界史が好きになったことでしょう。

この本から何を活かすか?

神野さんの「世界史ドットコム」、
なかなか面白そうです。

  「本講座は、20年にもわたって河合塾の
  教室で絶大な人気を誇ってきた世界史講義を、
  多方面からの要望を受けて一般公開したもの
  ですが、いざ公開してみるや、受験生は
  言うに及ばず、社会人の方からも絶賛されている
  世界史講座です。」

まずは、YouTubeで公開されている神野さんの
『「神野の世界史劇場」付属CD全公開!』を
いくつか見てみようと思います。



Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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