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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方

満足度★★★
付箋数:18

  「仕事には、こなすことが目的の “作業” と、
  価値を生み出すことが目的の “価業” の
  二つがあります。大事にしなくては
  いけないのは、もちろん “価業” です。
  仕事の遅い人は “作業” に追われ、仕事をした
  つもりになっていることが多いと言えます。
  一方、仕事の速い人は、 “作業” はどんどん
  効率化して時間を短縮し、そのぶん、
  成果につながる“価業”を充実させる時間の
  使い方をしているのです。」

本書は、限られた時間を戦略的に使い、
最大限の効果を上げるための本。

著者は、マーケティングコンサルタントの
理央周(りおう めぐる)さん。

理王さんは、名古屋を拠点にコンサルタントの
仕事を精力的に行い、それ意外にも大学教授
として、東京と大阪で講義を担当しています。

更に本を執筆しながらも、
プライベートの時間は、趣味の料理や
映画鑑賞の時間を充実させています。

あまりに多くのことをこなしているので、
「理王さんは、いつ寝ているのですか?」
と聞かれることもあるそうです。

本書では、そんな理央さんが実際に行っている
時間術を紹介しています。

ただし、時間術といっても、あまり細かな
「手法」の紹介ではありません。

  「まずは、やるべきタスクを“ すべて” 洗い
  出します。次に、 “不要” なことを捨てます。
  最後に、残りから “優先” 順位を決めます。
  各タスクをどうさばくかという “戦略=方針” 
  を決めます。誰しもができないのが二つめの
   “捨てる” ことです。しかし、戦略を立てる
  ということは、 “捨てる” ことと同義語なのです」

こういった捨てる戦略を実践するコツが、
本書では「NG」の例と「OK」の例を比較して
書かれています。

では、本書から、「NG」と「OK」の例を
いくつか紹介しましょう。

  NG:「仕事したつもり」の残業をやめる
  OK:残業せずに「成果」を出し、
    時間を投資にまわす

  NG:スケジュール帳をアポイントで
    ぎっしりにするのをやめる
  OK:スケジュール帳に「空白の日」をつくり
    価業の時間を確保する

  NG:期限と所要時間のないToDoリストをやめる
  OK:ToDoリストには期限と所要時間を
    必ず入れる

  NG:得意な仕事から手をつけるのをやめる
  OK:苦手な仕事から手をつけて、時間を見積もる

  NG:定時ギリギリに出社するのをやめる
  OK:始業前にエンジンを温め
    ゴールデンタイムを使い切る

それほど難しいことや、特殊なことが
書かれているわけではありません。

しかし、日々の作業に追われていると、
気がつくと価業に時間を割けていない
こともありますから、本書の時間の使い方が
本当にできているかどうか、
一通りチェックしてみるのもいいと思います。

  第1章 最速で成果を生みだす「時間の使い方」
  第2章 速さは「段取り」で決まる
  第3章 「メール」に時間をかけすぎない
  第4章 「会議・打ち合わせ」の生産性を高める
  第5章 「資料作成」は必要以上に時間をかけない

この本から何を活かすか?

  ピーター・ドラッカーさんが提唱する
  「体系的な廃業」でデスク上を整理する

体系的廃業とは、「もしそれがなかったら、
何が問題なのか?」を問いかけ、事業や組織の
ムダを削ぎ落とし、イノベーションを起こすこと。

理王さんは、この考えでデスクの上を整理します。

  1. 今、あるものをないと仮定します。
  2. そして、今からでもそのものを手に入れるか
   どうかを考えます。
  3. 仮に「手に入れなくてもいい」と判断したら、
   そのモノは即刻廃棄します。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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