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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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外資系コンサルの3STEP思考術

満足度★★★★
付箋数:23

話しがうまく伝わらない人には、共通する特徴が
あります。

  ・自分の意見を一方的にしゃべる
  ・用意した資料をそのまま説明する
  ・相手の言葉を聞くゆとりがない

あなたの周りにも、このような人はいませんか?

要するに、自分の都合だけを考えて、
相手のことを全く考えていないのです。

本書の著者、森秀明さんは、こういった人でも、
たった「3つのこと」を意識するだけで、
劇的に言いたいことが伝わるようになると言います。

しかも、言いたいことが伝わるだけでなく、
問題解決するための思考法が身についてしまう。

それが本書で説明される「3STEP思考術」。

そもそも、あらゆる仕事は、たった4つの活動から
成り立っています。

それは、「聞くこと」、「考えること」、
「書くこと」、「話すこと」の4つです。

この4つを正しい順番で回していくことこそが
仕事をすることなのです。

それでは、4つの活動を円滑に回すには、
どのようにしたら良いのでしょうか?

それは、それぞれの活動において、
事実を「整理」・「分解」・「比較」を行う。

この3要素こそが、4つの活動の根底にある
最も本質的な要素です。

「整理」・「分解」・「比較」の3ステップが
本書で身につけるべきシンプルで、
効果的な思考法です。

ただし、この3ステップに入る前に、
1つだけやることがあります。

それなくしては、思考を組み立てる
根本の土台が崩れてしまいます。

  「すべての仕事は “事実” から始まる」

「整理」・「分解」・「比較」の3ステップの前に、
まずは、事実(ファクト)を正確に認識します。

それでは、この3ステップを個別に見て
いきましょう。

まず、最初の「整理」について。

  「整理とは、 “事実を1つ1つのかたまりとして
  とらえる” ことです。 “事実” を “かたまり” の
  集合と考えて、それぞれのかたまりが
  どれくらいの大きさで、どのような内容なのかを
  正確に把握することが、整理の定義です。」

次の「分解」について。

  「分解とは、 “大きなかたまりを小さく分ける”
  ことです。ある考えに従って “事実” を小さく
  グループ分けしていくこと、とも言い換えられ
  ます。分解の反対は統合です。つまり、大きな
  事実を小さく分けていく=分解していくと、
  小さな事実がいくつもできます。
  反対に、その小さな事実をまとめていく=統合
  していくと、大きな事実に復元できます。
  このような関係が事実の分解と統合には
  成り立ちます。」

そして、最後のステップ「比較」の説明。

  「比較とは、 “かたまり同士を並べて比べる”
  ことです。細かさのレベルが同等の、いわゆる
  粒度が同じ事実同士を比べることを言います。
  (中略)あくまでも、粒度が同じものを
  比べることが肝要です。
  比較が持つ重要な意味は、2つの事実の間の
  ギャップにメッセージが浮か上がって
  くることです。」

事実を整理して、分解して、比較する。

この3ステップのシンプルな思考術を
身につけるだけで、どのような複雑な問題に
直面しても、自分なりによく考え、
答えを出し、相手に伝えることができるのです。

本書では、アマゾンの事業展開などを事例として、
3ステップの思考法を解説しています。

この本から何を活かすか?

  メモ書きをまとめて「チャラ書き」にする

「チャラ書き」とは、森さんの前著、
外資系コンサルの資料作成術』で登場した言葉。

もともと「走り書き」という意味の言葉ですが、
メモ書きを進化させた、資料を作る前の下書きに
近い、ドラフトの意で使われています。

最初に、思考をまとまるために、
事実を、カードに1つずつ書き込みます。

その「メモ書き」を関連項目ごとに並べてから、
「チャラ書き」を作成するようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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