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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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誤努力 やりたいことの探し方

満足度★★★
付箋数:20

株式会社SCCの角井さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

本書の著者、株式会社中井淳夫さんは、
「努力」には3つの種類があると言います。

1つ目は、「無駄な努力」。

これは結果につながらない「成果ゼロ」の
努力です。

しかし、結果は出なくても、努力の経験は
その後の人生の財産になりますから、
長い目で見ると決して無駄ではありません。

2つ目は、「正しい努力」。

一番望ましい、成果が出る努力です。

結果はもちろんのこと、更に自信も得られる
良いことづくしの努力です。

3つ目が、「誤った努力」。

これは努力すればするほど、マイナスの結果を
生み出してしまう努力です。

努力した経験もその後の人生に財産として
プラスになることはなく、精神が病むことさえ
あります。

本書は、やりたいこと探しを戦略的に行い、
3つ目の「誤努力」をなくすための本です。

実はかなり多くの人、多くの企業は、
知らず知らずのうちに、「誤努力」をして
しまっているようです。

企業においては、9割が競争に負けている
のではなく、自滅に向かう努力をしている
というデータもあるそうです。

では、なぜ「誤努力」をしてしまうの
でしょうか?

それは、時代が変わると同時に
今まで「正解」だったものも変わってしまうから。

そもそも人は変化を嫌います。

ですから、時代の変化に合わせて、
自らの考えや認識を新たにするのは
なかなか難しいことです。

時代の変化について行けず、古い認識のまま
努力をしてしまうと、結果として「誤努力」に
なってしまうのです。

それでは、どのようにすると「誤努力」から
脱することができるのでしょうか?

  「誤努力は、正解となる行動をとろうと
  してしまうことが原因の一つです。
  正解を探し求めるより、正解を創り出すことに
  努力を向けることを考えましょう。
  変化の激しい時代には、過去の正解が
  誤りとなります。(中略)
  誤努力から脱出するために、最も大切なことは
  自分自身の “やりたいこと” をしっかりと
  イメージすることです。」

本書では、「やりたいこと」を出発とした
「自らを活かすための戦略」で誤努力の罠に
陥らないように道を拓きます。

自分を活かすための戦略を決定づける要素は、
「やりたいこと=目標」、「すべきこと=市場」、
「できること=能力」の3つの輪です。

この3つの輪がすべて重なっているところが、
戦略となります。

本書では、この戦略を知るパートが、
一番ページ数を割いて説明されていました。

中井さんの専門は、B to Bマーケティング
ですが、農学部の出身だけあって、
生物の分野と比較するなど、なかなか興味深い
例えを使って説明していました。

  序章 努力と誤努力
  第1章 ライフサイクル
  第2章 戦略というものを知る
  第3章 戦略を立てる
  第4章 あなたにとってのオペレーション戦略
  第5章 あなたにとってのイノベーション戦略
  第6章 あなたにとってのリノベーション戦略
  第7章 コミュニケーション
  終章 セレンディピティ/夢なき民は滅びる

この本から何を活かすか?

中井さんは、人に伝える表現方法を
「情報」と「情緒」の2軸で捉えています。

情報が多く、情緒が少ない表現がアナウンス。

一方、情報が少なく情緒多い表現を
「レゾナンス」と呼んでいます。

レゾナンスとは「共鳴」のことです。

このアナウンスとレゾナンスの両方を
バランスよく持つのが、コミュニケーションです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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