活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「儲け」のネタ大全

満足度★★★
付箋数:20

著者の岩波貴士さんに献本いただきました。
また本書の「ビジネス書評一覧」の中で、
当ブログをご紹介いただきました。
ありがとうございます。

名著、『アイデアのつくり方』の中で
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ」
と言ったのは、ジェームス・W・ヤングさんです。

もし、既存の要素が3つしかなければ、
新しいかどうかは別にして、そこから2つ選ぶ
組み合わせは3通りしかできません。

既存の要素が10個集まれば、そこから2つ選ぶ
組み合わせは、120通りまで増えます。

単純な話ですが、既に知っている要素が
多ければ多いほど、その組み合わせも多くなり、
今までなかった組み合わせ=新しいアイディアが
生まれる可能性も高くなります。

つまり新しいアイディアを生む最初のステップは、
できるだけたくさんの既存の要素を集めることに
なります。

そんなときに頼りになるのが本書です。

本書は岩波さんが過去10年以上に渡って集めてきた、
知恵のサンプル集です。

  「発想力は、理論を学ぶことで高められるもの
  ではありません。わたしは発想力を高めるために
  最も効果があるのは “知恵のサンプルを数多く
  知ること” だと考えています。」

ですから、1つ1つの知恵については、
1~2ページのシンプルな説明になっていて、
あまり詳しく解説されていません。

また、1つ1つのネタもそれほど重厚なものではなく、
むしろ軽めのネタが並んでいるというイメージです。

しかし、本書の目的はできるだけたくさんの
知恵のサンプルを網羅すること。

ネタの数を絞って詳しく解説していたり、
ストーリーで追体験して学ぶように書かれていると、
逆に使いにくくなってしまいます。

サンプル集として組み合わせて使うには、
ちょうど良い文章量でまとめられているのです。

何はともあれ、本書は岩波さんが過去に執筆した
4作品の総集編的な内容にもなっていて、
大ボリュームの本です。

「大全」と言うだけあって、384ページもあります。

しかも、そのページ数で定価が1000円というのは、
青春出版社さんも随分、頑張りましたね。

岩波さんは、本書の対象を次のような方と定め、
まとめたようです。

  ・ビジネスで “差” を生むポイントを効率よく
   学びたい人
  ・ “異業種の知恵” を数多く知りたい人
  ・企画会議で提案するアイディアのヒントを
   お探しの人
  ・副業にも活かせるノウハウや情報源をお探しの人

ある業界で誰もが知っている常識だと思われて
いたことが、他の業界では全く新しいアイディアに
なることもよくあります。

無理に新しい組み合わせを考えなくても、
他の業界のアイディアをパクるだけでも、
画期的な効果をもたらすことがありますから、
そんな視点で本書を眺めてもいいかもしれません。

また、本書には「仕組み」という表現が、
よく出てきますが、そこには2つの意味が
込められています。

1つは、ビジネスを行う上で意識すべき
「収益モデルとしての仕組み」。

もう1つは、人間の持つ「心の仕組み」。

この2つを理解し、買い手の心理を揺さぶりながら、
収益化するシステムを組み合わせることで、
長く続くビジネスモデルとして成立するのです。

この本から何を活かすか?

本書の巻末には、当ブログを含め、
全29ブログが「ビジネス書評一覧」として、
掲載されていました。

また、岩波さんの「日本アイデア作家協会」の、
書評ナビ」には、50の書評ブログのリンクが
掲載されています。

こうして眺めてみると、当ブログと同じ時期に
始めて、今でも更新されてるブログは、
だいぶ数が減ってきました。

書評ブログの栄枯盛衰をしみじみと感じますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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