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アイディアの神が降りてくる 「3」の思考法

満足度★★★
付箋数:21

  「本書は “3” を使った思考の “型”  “技” を
  身に付けていただくための本です。
  長年にわたって私が編み出してきた
   “3を使った思考法” の数々を紹介しています。
  何が起こるかというと “考えることが得意”
  になります。考える作業にはエネルギーが
  必要ですから、考えるのは面倒だ、
  苦痛だとう人も少なくないと思います。
  ところが “3” を使うと苦痛ではなくなるのです。
  むしろ考えるのが楽しくなっていきます。
  これが本書の一番の “効能” です。」

齋藤孝さんは、3を使った思考法を紹介しつつ、
「3」への思い入れを語ります。

齋藤さんと言えば、「3色ボールペン」を使って
線を引きながら本を読むことを、
長年提唱してきましたから、
「3」に縁があることはよくわかります。

しかし、ここまで数字の「3」に思い入れがある
ことは知りませんでした。

以下、本書で齋藤さんが「3」に対する特別な
思いを語るくだりです。

  「3という数字は、私にとっては万能の
   “神の数字” として存在してきました。
  大好きな長嶋茂雄さんの背番号が3だったからと
  いうだけではありません。なぜか昔から
   “3” のことが気になっていたのです。」

  「どうもこの数字には人間を突き動かす
  特別な力があるのではないか。そのように考えた
  私は “3” の動きに注目し、3の研究を続けて
  今日に至っています。」

  「強引に3にこだわることで、思考に推進力が
  つきます。 “3” について私に語らせたら、
  止まりません。 “普段から3ばかり意識して
  生活している人間” としては日本で一、二を争う
  人間でしょう。」

齋藤さんの、ちょっと大袈裟すぎる
「3」アピールですが、本書の説明で、
「3の効能」はよく分かります。

例えば、「好きな映画を挙げて」と言われるよりも、
「好きな映画を3つ挙げて」と言われた方が、
頭がよく働きます。

数を限定されずに挙げてと言われた場合は、
なんとなく思いついたものを挙げて終わりです。

これに対して、数を限定されると、
思いついたものの中から絞り込む作業が必要なので、
自然と頭が働くことになります。

全体を俯瞰して、候補を絞りながら3つだけ
残す作業を頭の中でやっていくのです。

ここで選ぶ数が「5」や「10」なら、
けっこう大変な作業になりますが、
「3」ならそれほど負担をかけずにできる数です。

  「 “3” は逡巡せずにとりかかれる
  ちょうどいい数で、しかも、反射的に答えられない
  というのが重要なポイントです。」

何かを思考する時は、3つの箱を用意して、
その箱を埋める作業をするのが良いと、
齋藤さんは解説します。

ビジネスで根拠を説明するときも、
最初に「理由は3つあります」などとと言ってから
始めた方が、説得力が増しますから、
確かに「3」は大きな力を持つ数字なのだと
思います。

 第1章 「3」はアイディアを生む神の数字
  1-1 「3つ選ぶ」と眠った頭が動き出す
  1-2 「3つに分類する」と考えの道筋がつく
  1-3 「3で評価する」とスパっと決断できる
 第2章 「3」の思考法、30年分の実践から
  2-1 「3本柱」で思考を積み上げる
  2-2 3ボックス方式で思考を深める
  2-3 第3の選択で自分に余裕を持つ
 第3章 「3」で行動を変える
  3-1 3つの標語でよい習慣をつける
  3-2 3で時間を管理する
  3-3 3で人生の目標を更新する

この本から何を活かすか?

  「私は書評を書く時、この “セレクト3” 方式を
  存分に活用してきました。これまで人生で実に
  たくさんの書評を書いて、いろいろな本をお勧め
  してきましたが、ある時、 “本の中から引用文を
  3つセレクトすると、書評はできたも同然だ” 
  ということに気が付いたのです。」

3つ選んだら文が骨組みになって、その文に説明を
加えると、本全体の説明になるようです。

今度、齋藤さん方式を試してみます。

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