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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ポジティブ・リーダーシップ

満足度★★★
付箋数:20

  「ポジティブ心理学はポジティブ思考とは別物だ。
  レモンをレモネードに変えるための、
  感謝の呪文を研究するものでもない。
  ポジティブ心理学の研究者は、ビジネスリーダー
  なら誰もが取り組んでいる次のような問題の
  解決策を探っている。

  ・スタッフを増員せずに生産性を上げるには
  どうすればいいか?

  ・チームが協力し、パワーアップするように
  仕向けるにはどうすればいいか?

  ・能力を最大限に発揮させるには、
  どのようにして奮起させればいいか?」

ポジティブ心理学とは、私たちが仕事のやりがいや
生きがいを感じ、幸せに生きるための心理学。

生産性、レジリエンス(逆境力)、動機づけ、
感情、強み、チーム力学などの研究を行います。

1998年にマーティン・セリグマンさんが、
アメリカ心理学会の会長になったときに
誕生したとされています。

本書は、ポジティブ心理学を
リーダーシップ発揮のために利用する本です。

著者は、エグゼクティブコーチとしても活躍する
マーガレット・グリーンバーグさんと、
セニア・マイミンさんのお2人。

目指すのは、時代が求める、
前向きで柔軟なリーダーです。

そんなリーダーを本書では、
「ポジティブなはみ出し者」と呼んでいます。

ポジティブなはみ出し者になるための条件は、
次に挙げる4つです。

  1. 抵抗に抵抗しない

  新しいことを導入しようとすると抵抗にあう場合が
  ありますが、抵抗は変化の有望な兆しと考えます。

  このとき、抵抗に抵抗せず、共感して対処します。

  2. 小さなことから始める

  目標は、より小さな目標や段階的な目標に
  分けた時のほうが、実現の可能性が高くなります。

  小さな目標を達成することで自信が生まれ、
  それが将来さらに大きな問題に挑む力になります。

  3. 専門用語を使わない

  リーダーが誰も知らない専門用語を振りかざせば、
  間違いなく嫌がられます。
  ポジティブ心理学という言葉すら、使わなくていい。

  難しい言葉を使わずに、自分が周囲に
  ポジティブな気分を伝えているかに注目します。

  4. あえて裏口を利用する

  新しい方法を取り入れようとするとき、
  熱意のあまり、それまでの方法をすべて
  やめてしまおうとすることがあります。

  本書は、そんな正面から大改革を断行する
  のではなく、裏口からのアプローチで、
  変化を日々の業務に組み込みます。

本書はポジティブ心理学の理論を説明する
だけでなく、リーダーとして何を実践すべきかが
具体的に書かれています。

ただし、個人的には理論と実践例がどのように
結びつくがが、若干不明瞭であると
感じたところもありました。

 パートⅠ リーダーについて
  第1章 生産性の高いリーダーとは?
  第2章 逆境に負けないリーダーとは?
  第3章 感染力の強いリーダーとは?
  第4章 強みを活かすリーダーとは?
 パートⅡ チームについて
  第5章 人材採用
  第6章 従業員エンゲージメント
  第7章 業績評価
  第8章 会議革命
 パートⅢ ポジティブを仕事に活かす
  第9章 ポジティブなはみ出し者

この本から何を活かすか?

  「有名なナイキの広告コピー “Just do it
  (とにかくやろう)” が、生産性向上の道の
  1つだと信じている人も多い。だが、間違いだ。
  状況によってはうまくいくこともあるが、
   “とにかく計画する” のほうがよいことが
  調査によってわかっている。」

「とにかくやってみる」を「とにかく計画する」に
変えて、仕事に取り掛かる前に、簡単な計画を
立てるほうが、生産性を高めるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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