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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方

2016年01月13日
自己啓発・セルフマネジメント 0
満足度★★★
付箋数:20

  「ペンタゴンのミッションには『正解』しか
  あってはならない」

アメリカ国防総省、通称「ペンタゴン」で働く
スタッフは、国防の要として、いかなる失敗も
許されない、強烈なプレッシャーの中で、
厳しいミッションにあたっています。

想像を絶する困難な任務を成し遂げるために、
最も大切なことは、「折れない心」を持つことです。

いったい、ペンタゴンでは、どのようにして、
「折れない心」を作り上げているのか?

本書では、5ステップでペンタゴン式の
「折れない心」の作り方を解説します。

  1. 折れない心のメカニズムを知る
  2. 逆境や困難に強くなる心のキャパシティを
   増やす
  3. 逆境や困難を受け入れ、いかなる場面にも
   準備可能な自分をつくる
  4. 目の前の逆境や困難に対処するための
   スキルを磨く
  5. 起こってしまった辛い出来事から
   回復するための力を培う

著者は、ペンタゴンの現役キャリアで、
空軍少佐のカイゾン・コーテさん。

以前、当ブログでは、コーテさんの、
ペンタゴン式目標達成の技術』を
紹介したことがありますが、今回はメンタルに
絞った内容になっています。

ペンタゴンで行われるすべてのトレーニングで、
必ず最初に行われるのが、何をもって成功と
みなすかという、明確なゴール設定。

ゴールの「定義化」が必要です。

そこで、本書のゴールである「折れない心」は、
次のように定義されています。

  「自分の弱点や弱みを素直に直視することで
  それを受容すること、そしていかなる変化にも
  対応可能な柔軟性を持ち、たとえ困難に陥り
  失敗するようなことがあっても、そこから
  しなやかに回復できるタフさを意味するのです。」

折れない心とは、鋼鉄のような強い心ではなく、
竹のように変化に対応して「しなる」ことができ、
元の状態に戻れる心です。

そんな心を作るには、予め何が起こっても
対応可能になるように、心のキャパシティを
増やしておくことが必要のようです。

そこで本書の中から、心のキャパシティを増やす
「ペンタゴン式マインドフルネス瞑想」を紹介します。

これは修行を積んだ僧侶が無我の境地に入るような
本格的な瞑想ではなく、脳に休息を与えて、
心に余裕を持たすために、誰にでもできる瞑想です。

  1. 基本呼吸を行い、姿勢を正しリラックスする
  2. 肩の力を抜き、ゆっくりと目を閉じ、
   今、この瞬間に起こっている周囲の状況に
   フォーカスする。
   雨音、風の音、自分の呼吸のリズム、何でもいい
  3. その間もゆっくりと呼吸を続ける

3分程度、「今、ここ」という瞬間に集中します。

初心者は、自分の呼吸にフォーカスするのが
一番やりやすいようです。

コーテさんの前著でもそうでしたが、
ペンタゴン式では、「呼吸」を大事にしています。

本書では、心と身体を整えるシンプルな方法が
数多く紹介されていました。

思考の切り替えに関するアドバイスもあるため、
一朝一夕で身につかないものもありますが、
比較的に実践しやすいメソッドが多いと思います。

この本から何を活かすか?

  「恐怖に打ち勝ちたかったら、恐怖に勝とうと
  思わないことだ。自分だって当然いつも怖い。
  その恐怖を受容しない限り、メンタルダメージの
  回復はできないだろう。」

これは、中東の某所で任務についていた、
あるスナイパーの言葉。

真の強さは、自分の弱さを認めつつ、
問題に取り組むときに生まれます。

ペンタゴンの組織では、失敗は許されないからこそ、
自分の中では、「弱さを受容し、失敗を許す」
ことで、心の負担を減らす必要があるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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