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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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いつも余裕で結果を出す人の複線思考術

満足度★★★
付箋数:24

あなたは、人の話を聞きながらメモをとっていますか?

齋藤孝さんは、いつも人の話を聞きながらメモをとっているので、
そのことを知人から感心されることがあるようです。

実は、本当に関心すべきなのは、そのメモの中身。

齋藤さんがメモしているのは、相手の手の話に出てきた
印象的な言葉やポイントではありません。

メモしているのは、話を聞いて自分の中に浮かんできた考えです。

次に話すべきことや、この後に展開させるべき項目を
書き出しているのです。

人の話を聞きながら、そのことだけを考えるのが「単線思考」。
一方、聞いた話とは別のことを同時に考えるのが「複線思考」。

  「二つの思考のイメージはこうです。列車を走らせるための
   “線路” が敷かれているとすると、単線思考はその線路が
  一本だけ。列車が一本の線路上を走っていきます。
  一方、複線思考の場合は二本以上の線路が敷かれ、
  列車が並走している状態です。」

忙しいのに結果が出ない人と、いつも余裕で結果を出す人の
違いは、この思考法の違いにあるようです。

単線思考だと、そのルートが詰まってしまうと、
すぐにパニックに陥りますが、複線思考だと別のルートが
あるので余裕が持てるのです。

  「本書では、さまざまな角度から複線思考を捉え、
  その考え方を解説していきます。
  複線思考によって仕事のスキルをアップさせる方法や、
  人間関係を築くためには複線思考をどう取り入れるかといった
  具体的な方法もたっぷりと紹介します。」

少し具体的にイメージするために、齋藤さんが
複線思考を持つ「芸能人」として挙げた3人を紹介します。

1組目は、さま~ずの三村マサカズさんと大竹一樹さん。

鋭い面白さを持っているのに、全然鋭くないように見え、
狙って笑いを取りに行っている感じや無理な力みが一切ありません。

融通無碍な自然体で、「こうあるべき」という発想に
縛られていないので、いつも余裕が感じられます。

2人目として、齋藤さんが挙げていたのは有吉弘行さん。

仕切り感が強いわけでもないのに、すごくテキパキと番組を進行し、
掘り下げても何も出てこないときは、サッと切り上げます。

全体が俯瞰できているので、段取りをしっかりと守りながらも、
その場に合わせた柔軟な対応ができるのです。

齋藤さんが3人目に挙げていたのは、マツコ・デラックスさん。

マツコさんの持ち味は、視聴者の共感を呼ぶ
巧みなコメント力です。

それは男性でも女性でもない、複線化せざるを得ない視点を
持っているからこそ出せる持ち味です。

これらの3人が共通して持っているのが、複線思考なのです。

それでは、どうしたら複線思考を持てるようになるのでしょうか?

齋藤さんは、次の5つの力が複線思考につながると
解説しています。

  その1 他者への理解力
  その2 自分を客観的に見る力
  その3 全体を俯瞰する力
  その4 直感と論理を合わせた判断力
  その5 思い込みにとらわれない発想力

齋藤さんの複線思考も長年培われてきた思考の癖ですから、
一朝一夕で真似てできるものではありません。

しかし、複線思考を身につけるためのトレーニング方法も
紹介されていますから、試してみる価値はあると思います。

この本から何を活かすか?

  「文章を図にして、その図を文章にすれば理解が早い」

複線思考の1つの肝は、視点の切り替えができることです。

文章を図化するときには、俯瞰的な視点が必要になり、
図を文章化するときには、仰視的な視点が求められます。

この図化と文章化を意識的に繰り返すことが、
複線思考を身につけるための有効な訓練になるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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