活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

満足度★★★★
付箋数:24

「外資系コンサル」シリーズの著者、山口周さん。

当ブログでも過去に『外資系コンサルの知的生産術』や、
外資系コンサルのスライド作成術』などを紹介したことが
あります。

山口さんは、30代で外資系戦略コンサルティングファームに転職し、
40代から組織開発の外資系コンサルティングファームで仕事を
しています。

しかし、山口さんはMBAは持っていないどころか、
これまで、ビジネススクールなどで経営学を体系的に
学んだことは一度もないと言います。

学部と大学院を通じて学んでいたのは美術史。

一般的なコンサルタントの方から比べると、
経営学とは縁のないキャリアを積んでいた山口さんは、
どのようにしてコンサルタントとして成功したのか?

  「いわゆる “ビジネスから遠い” キャリアを歩んできた筆者が、
  10年以上コンサルティング業界で仕事をしてこられたのは、
  ひとえに “読書” を通じての学習のおかげです。」

すべてのことは「独学」で学べる。

実際に、山口さんが外資系コンサルで働き始めた時に、
3年間かけて経営学の定番書、約200冊を読み込んで、
必要な知識を身につけたそうです。

ただし、今から振り返ると、たとえ読む量を1割に減らしても、
9割の効果を得ることができたと思うそうです。

なぜなら、今となっては、どの1割が9割の効果を生む本なのかが、
わかっているからです。

  「読者の皆さんには、筆者が体験したようなムダな苦労、
  ムダな読書はしていただきたくないので、試行錯誤の末に
  たどり着いた “厳選71冊” を、包み隠さず、すべて公開します。」

本書では、巻頭折り込みとして、この71冊のビジネス書を
マンダラ状に配置したマップで紹介しています。

また、山口さんはビジネスパーソンが高い生産性を上げるためには、
2種類の読書が必要であると説きます。

1つは、ビジネスパーソンの基礎体力をつくるためのビジネス書。

ビジネス書は、名著を繰り返し読みます。
狭く深い読み方をして、抜粋や読書ノートは取りません。

ビジネス書は、得た知識はすぐに使う道具なので、
そのまま実践してこそ価値があるからです。

もう1つは、ビジネスパーソンの個性を形成するための
リベラルアーツ=教養に関連する本です。

こちらは、「3回読み」をして、読書ノートを取ります。

  1回目 気になった文章全体に、線を引く
    3色ボールペン、ダーマトグラフ、蛍光マーカーを
    場面ごとに使い分け、文章全体に線を引きます。

  2回目 線を引いた箇所に優先順位をつける
    線を引いた箇所から、転記する箇所を5~9つ選び、付箋を貼る

  3回目 仕事への「示唆」を書き出す
    選んだ文章と、そこからの気づきを「エバーノート」の転記し、
    転記後にテーマを設定する。

リベラルアーツに関しては、読んだ後は情報という「魚」を
イケス(エバーノート)をつくって、生きたまま泳がせておき、
情況に応じて調達するというイメージです。

そのときに、「抽象化」をすることが、ただの「物知り」で
終わらないためのポイントです。

この本から何を活かすか?

  1日で専門家になる「超速インプット読書術」

戦略コンサルでは、短期間である分野の知識を集中的に
学ばなければならない機会が多いそうです。

そのときに山口さんが実践したいたのが、
1日で入門書5冊+専門書5冊の計10冊を読む方法。

午前中に入門書を斜め読みし、午後は専門書を拾い読みします。

期限を1日に限定し、その日はパソコンも携帯もオフにして
集中して1つの分野の本を読み込みます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 読書法・速読術 | 08:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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