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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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アイデアを「カタチ」にする技術

満足度★★★
付箋数:22

  「自分の看板で生きていく方法のひとつに、独立するという
  方法があります。独立したら、当然ですが、自動的にお願いされる
  仕事は一切なくなります。そのため、クライアントを探し、
   “提案し続ける” ということが必要になります。」

これは逆に、アイディアをカタチにする力=企画力があれば、
どこでも生きていけることを意味します。

実際に、著者の長澤宏樹さんは、どこでも生きていけることを
ご自身が縁もゆかりもないハワイに移住することで証明しました。

長澤さんは、博報堂グループ出身のクリエイティブディレクター。

3年前に博報堂の看板を捨てて独立し、アロハ・ブランディングを
立ち上げて、ハワイに移り住みました。

ハワイは気候や自然環境は素晴らしいのですが、
物価は高く、給与水準は低い土地柄ですから、
そこで優雅に暮らすには、「安定した収入を得る手段」を
持っていなければなりません。

長澤さんが移住して気がついたのは、ハワイの成功者は、
単なるお金持ちではなく、「高い企画力」によって収入を
呼び込んでいる人が多いということでした。

ハワイの成功者には、次のような共通の特徴があるようです。

  ・規格の体質を見極める能力が高い
  ・魅力的な企画を自ら考えることができる
  ・考えついた企画は、即実行する行動力がある

本書の冒頭こそ「ハワイ」のことが前面に出ていますが、
中身は長澤さんのクリエイティブディレクターとしての
ノウハウが詰め込まれた「企画の教科書」です。

  第1章 企画があればそれだけで生きていける
  第2章 企画は「準備」が8割を占める
  第3章 人もお金も集まる企画のつくり方
  第4章 企画を支えるビジネススキル
  第5章 企画ができればどこでも生きていける

企画力を身につけるために、最初にすべきことは、
「自分の企画を捨てること」と、長澤さんは解説しています。

まずは、伝わりやすいと印象を受けた企画書が、
なぜ伝わりやすかったかを徹底的に分析することから始めます。

長澤さんも、自分で考えた独りよがりの企画書をやめ、
採用になった企画書の使う言葉や図の見せ方などを
真似するようになってから、企画が通るようになったそうです。

企画も「守破離」の考えに通じ、最初は型を覚えて
守ることから始めるのが王道です。

ところで、手本にすべき「いい企画」とは、
一体、どのような企画なのでしょうか?

  「心を動かす企画は、忙しい人が
   “仕事を差し置いてでも参加したい” と意思表示
  したくなるくらいの爆発力を持っているのです。(中略)
  いい企画は自然と人を呼び、好循環を生むのです。」

本書を読むと「こんなふうに企画をつくってみたい」と
思わせますから、本書を読者に向けた企画書と見立てると、
人を動かすチカラを持った「いい企画書」と言えます。

この本から何を活かすか?

  「あなたの企画をよりよいものにするため、非常に簡単で、
  その気になれば誰でも実践できる効果絶大の方法をお教えします。
  それは、今やるべきことより、ひらめいたことを優先する
  ということです。」

ただし、ひらめいたことは、寝起きの夢と同じで、
瞬時にメモを取らないと、あっという間に消えてしまいます。

そこで、人と話している最中でも、相手を不快にさせない
メモの取り方が、本書では紹介されていました。

例えば、向き合っている人が部長なら、
まず、「話を中断してすみません!」と謝ります。

そしてペンを取って、ひらめきを片っ端から書き取りながら、
次のように言います。

  「今の部長のひと言が大きなヒントになりました。
  すぐにメモさせてください。」

こう言われば、話を中断されても、
かえって気分は良くなるかもしれませんね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| アイディア・発想法・企画 | 06:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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